5.12.1 NICのMACアドレス取得
機能
この部品は,OSの認識しているNICのMACアドレスを取得します。
この部品が前提とするサーバを次に示します。
・実行対象サーバ
部品を実行し,MACアドレスを取得するサーバです。
最大4個までOSの認識しているNICのMACアドレスを取得します。NICにMACアドレスが設定されていない場合は,MACアドレスを取得できません。
利用場面
この部品は,OSの認識しているNICのMACアドレスを取得する場合に使用できます。
前提条件
【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
JP1/Automatic Operation 11-00以降
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
・Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
・Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
・Windows Server 2016 Standard/Datacenter
・Windows Server 2019 Standard/Datacenter
ただし,Server Coreインストール環境は除く。
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
なし。
バージョン
02.00.00
部品のタグ
Gather OS information,Windows
タスクログに表示される部品の名称
osGetNicMacaddress
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
27 |
異常(エラー内容はタスクログで確認) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
OS.returnNic1MacAddress |
NICのMACアドレス(1個目用) |
実行対象サーバのOSが認識する1個目のNICのMACアドレスを格納します。 |
− |
出力 |
△ |
OS.returnNic2MacAddress |
NICのMACアドレス(2個目用) |
実行対象サーバのOSが認識する2個目のNICのMACアドレスを格納します。 |
− |
出力 |
△ |
OS.returnNic3MacAddress |
NICのMACアドレス(3個目用) |
実行対象サーバのOSが認識する3個目のNICのMACアドレスを格納します。 |
− |
出力 |
△ |
OS.returnNic4MacAddress |
NICのMACアドレス(4個目用) |
実行対象サーバのOSが認識する4個目のNICのMACアドレスを格納します。 |
− |
出力 |
△ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |