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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.25 デバッグ時の繰り返し実行部品および繰り返し実行フローの表示情報について

デバッグ時に,繰り返し実行部品を含むステップの実行が開始されると,繰り返し実行部品および繰り返し実行フローの,次の情報が表示されます。なお,該当するステップの実行が開始されるまでは表示されません。

表8‒7 繰り返し実行フローの表示情報

項目

説明

繰り返し実行方式(parallel/serial)

繰り返し実行部品を含むステップのプロパティ「foreachMode」の値として表示されます。

繰り返し実行の回次(reserved.loop.index,reserved.loop.indexN

繰り返し実行フローの名称として,繰り返し実行入力値とともに表示されます。

繰り返し実行部品を含むステップのプロパティ「inputProperties」で指定されたコンマ区切りのデータのうち,何番目のパラメータに対応する実行かを示します。予約プロパティreserved.loop.indexおよびreserved.loop.indexNの詳細については「3.6.8 予約プロパティ一覧」のトピックを参照してください。

繰り返し実行入力値(reserved.loop.input,reserved.loop.inputN

繰り返し実行フローの名称として,繰り返し実行の回次とともに表示されます。

繰り返し実行部品を含むステップのプロパティ「inputProperties」で指定された値が,コンマで区切られて,繰り返し実行フローの回次別に展開された値を示します。予約プロパティreserved.loop.inputおよびreserved.loop.inputNの詳細については「3.6.8 予約プロパティ一覧」のトピックを参照してください。

繰り返し実行結果(成功/失敗)

繰り返し実行部品を含むステップのプロパティ「outputResult」の値として表示されます。

繰り返し実行出力値(reserved.loop.output)

繰り返し実行部品を含むステップの出力プロパティ「outputProperties」として表示されます。

値は繰り返し実行フローの中の出力プロパティマッピングによって「reserved.loop.output」に指定されたものです。

注※

繰り返し実行フローの表示名が64文字を超える場合,65文字目以降が切り捨てられます。繰り返し実行入力値に制御文字が含まれる場合は,制御文字が削除されたあと,65文字目以降が切り捨てられます。