4.3.3 サービス共有プロパティを定義する場合の注意事項
サービス共有プロパティを定義するときは次の点に注意してください。
サービス共有プロパティの値を設定する場合
プロパティ名および説明は,[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブで定義された値が,[サービス作成]画面と[サービス実行]画面にそれぞれ反映されます。
プロパティキーは,システム内でユニークとなるように,ドメイン名をトップレベルドメイン名から逆順で「.」区切りで指定してください。また,プロパティキーにドメイン名を使用しない場合は,値を共有しないほかのプロパティとプロパティキーが重複しないようにしてください。
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サービス共有プロパティのプロパティ名および説明以外の値を変更したい場合は,次の手順で変更してください。
1. 変更したいサービス共有プロパティを含むサービステンプレートを,JP1/AOからすべて削除します。
2. サービス共有プロパティの値を変更したサービステンプレートを,JP1/AOに追加します。
サービス共有プロパティの値が変更されます。
すでに登録されているサービス共有プロパティと,同一キーのサービス共有プロパティをサービステンプレートに設定した場合の動作を説明します。
最初にビルド,リリース,またはインポートしたサービステンプレートに定義されているサービス共有プロパティの[デフォルト値]に設定した値が,サービス共有プロパティに設定されます。その後は,[サービス共有プロパティ]エリア,[サービス作成]画面,[サービス実行]画面で値を指定できます。
すでに登録されているサービス共有プロパティと,プロパティ名,説明,デフォルト値,表示設定が異なっても問題ありません。プロパティ名,説明,デフォルト値,表示設定以外の項目が異なると,ビルド,リリース,またはインポート時にエラーとなります。
すでに登録されているサービス共有プロパティと値が異なる場合,サービステンプレートのプロパティとして,プロパティ名,説明を表示する場合に限り,指定した値が反映されます。
[サービス共有プロパティ選択]ダイアログボックスで選択したサービス共有プロパティは,デフォルト値が空の状態で追加されます。デフォルト値は,[サービスの入力プロパティ編集]ダイアログボックスで設定してください。
サービス共有プロパティにプロパティグループを設定する場合
サービス共有プロパティは,サービステンプレートごとに任意のプロパティグループに分類できます。複数のサービステンプレートで,同じプロパティグループに分類する必要はありません。