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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


4.2.5 サービスの出力プロパティに設定する項目について

[サービスの出力プロパティ作成]ダイアログボックスまたは[サービスの出力プロパティ編集]ダイアログボックスで設定できる項目は次のとおりです。なお,プロパティのデータ型に応じて選択できる表現形式は異なります。

表4‒4 サービスの出力プロパティに設定する項目

項目

説明

プロパティ定義

関連ステップ

プロパティの関連ステップが表示されます。

[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブの[ステッププロパティ]エリアで[サービスプロパティ]がチェックされているプロパティを編集する場合に表示されます。

プロパティキー

プロパティキーを入力します。

この項目は,プロパティの関連ステップがサービス部品を使用している場合,変更できません。

プロパティ名

プロパティの名称を入力します。

説明

プロパティの説明を入力します。

プロパティグループ

プロパティを所属させるプロパティグループを選択します。

この項目は,プロパティの関連ステップがサービス部品を使用している場合,変更できません。

なお,プロパティグループは,[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブでサービスプロパティをプロパティグループの上にドラッグ&ドロップしても設定できます。

表示/非表示

出力プロパティを[タスク詳細]画面に表示するかどうかを選択します。

データ型

次の場合は,変更できません。

  • プロパティの関連ステップがサービス部品を使用している場合

  • 基本部品の一部のプロパティ(型定義あり)

値と表現形式

表現形式

[タスク詳細]画面に出力プロパティを表示する際の表現形式を選択します。データ型に応じて選択可能な値が異なります。

デフォルト値

出力プロパティのデフォルト値を入力します。指定できる値はデータ型によって異なります。

なお,プロパティに関連ステップがある場合,デフォルト値には,プロパティのマッピングだけ設定できます。

関連ステップがサービス部品を使用していて,かつプロパティがサービス部品の内部でほかのプロパティとマッピングされている場合,デフォルト値には「(内部プロパティ)」が表示され,変更できません。

注※

[Service Builder Edit]画面の[プロパティ]タブのプロパティ一覧エリアでも編集できます。

サービスの出力プロパティのデータ型に応じて指定できる表現形式を次に示します。なお,JP1/AO 12-01以降でデータ型「list」を使用したい場合は,データ型「string」の表現形式「Selection」を選択してください。

出力プロパティで指定できる表現形式は,入力プロパティで指定できる表現形式と同一です。データ型の,プロパティ間のマッピング可否については「3.6.5 可視性またはデータ型によるマッピングの可否について」を参照してください。

表4‒5 データ型に応じて指定できる表現形式(サービスの出力プロパティ)

データ型

表現形式

Text Box

Text Box (hex)

Text Area

URL Anchor

Selection

Radio Button

Check Box

Capacity

Pass word

File Chooser

Data Grid

string

×

×

×

×

×

×

×

×

boolean

×

×

×

×

×

×

×

×

integer

×

×

×

×

×

×

×

×

double

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

date

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

password

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

composite

×

×

×

×

×

×

×

×

(凡例)

○:指定できます。 ×:指定できません。

注※

Capacity(Byte),Capacity(KB),Capacity(MB),Capacity(GB),Capacity(TB),Capacity(BinaryByte),Capacity(KiB),Capacity(MiB),Capacity(GiB),Capacity(TiB)