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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


3.5.4 ステップまたは関連線の貼り付け時に引き継がれる情報

コピーまたは切り取ったステップや関連線を貼り付ける場合,コピー元または切り取り元から引き継がれる情報があります。そのため,貼り付け先の開発サービステンプレートの定義情報は,貼り付けたあと必要に応じて見直してください。

貼り付け時に引き継がれるステップまたは関連線の情報を次の表に示します。

表3‒4 ステップまたは関連線の貼り付け時に引き継がれる情報

コピー・切り取り対象

コピー・切り取り対象の情報

貼り付け先の情報

ステップ

ステップID

ステップIDはフロー内(配下の階層フローは含まない)でユニークである必要がある。

貼り付け先に同じステップIDのステップがない場合,コピー元または切り取り元の情報がそのまま引き継がれる。

同じステップIDのステップがある場合,「ステップID_n」に変更される。なお,nは,2以上のユニークな整数が設定される。また,変更した「ステップID_n」が30文字を超えた場合,超えた文字数分がステップIDの末尾から削除される。

ステップ名

貼り付け先に同じステップ名のステップがない場合,コピー元または切り取り元の情報がそのまま引き継がれる。

同じステップ名のステップがある場合,「ステップ名_n」に変更される。なお,nは,2以上のユニークな整数が設定される。また,変更した「ステップ名_n」が64文字を超えた場合,超えた文字数分がステップ名の末尾から削除される。

説明

コピー元または切り取り元の情報がそのまま貼り付けられる。

部品情報への参照

後続ステップ実行条件

入力プロパティの設定

出力プロパティの設定

関連するサービスプロパティ

開発部品またはリリース部品を使用したステップの場合,デフォルトプロパティのプロパティグループに追加される。サービス部品を使用したステップの場合,プロパティグループの情報も引き継がれる。

関連線

方向

関連線の方向の情報もコピーされる。ただし,選択範囲外のステップと接続されている接続線はコピーされない。