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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


3.4.3 ステップの定義情報として設定する項目について

ステップの定義情報のうち,ユーザーが設定できるのはステップID,ステップ名,説明,および後続ステップ実行条件です。これらの項目は,[ステップ作成]ダイアログボックスまたは[ステップ編集]ダイアログボックスで設定します。

表3‒2 [ステップ作成]ダイアログボックスまたは[ステップ編集]ダイアログボックスの表示項目

項目

説明

ステップ

ステップID

ステップを一意に識別するための値です。ステップIDには,フロー内(配下の階層フローは含まない)で一意となる値を指定します。デフォルトではコンポーネントのIDが表示されています。

フロー内に同一ステップIDのステップがある場合は,ステップIDの末尾に「_n」(n: 2から始まるユニークな整数)が付き,「ステップID_n」の形式で表示されます。ただし,「ステップID_n」が30文字を超えていた場合,超えた文字数分がステップIDの末尾から削除され,「_n」の付いた形式に変更されます。

ステップ名

ここで指定した値が[フロー]エリアにあるステップのアイコンステップ名として表示されます。ステップ名は,同一フロー内で重複して指定できます。

フロー内に同一ステップ名のステップがある場合は,ステップ名の末尾に「_n」(n: 2から始まるユニークな整数)が付き,「ステップ名_n」の形式で表示されます。ただし,「ステップ名_n」が64文字を超えていた場合,超えた文字数分がステップ名の末尾から削除され,「_n」の付いた形式に変更されます。

説明

ここで指定した説明が[フロー]エリアに表示されます。デフォルトでは空白です。

コンポーネント

コンポーネントの情報が表示されます。

後続ステップ実行条件

ステップで実行する部品の戻り値によって,後続のステップを実行するかどうかを設定します。