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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


2.3.6 サービステンプレートの編集時に更新されるサービスリソースファイルについて

サービステンプレートを編集し,保存すると,Webブラウザーのロケールと同じ言語のサービスリソースファイルが更新されます。

ただし,次のような場合は,サービスリソースファイル同士の整合性を確保するため,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルにも更新が反映されます。

表示情報の定義を追加した場合,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルには,次の表に示す値で定義が追加されます。表示情報の定義を更新した場合,プロパティグループID,プロパティキー,またはステップIDを更新したときだけ,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルの値は,次の表に示す値で自動的に上書きして設定されます。そのため,上書きされる前の値を参照したい場合は,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルをバックアップしておいてください。

重要

階層化ステップおよび繰り返しステップのステップIDを更新した場合,下位のフローに含まれるステップのステップ名およびステップの説明の値が,次の表に示す値で自動的に上書きされます。なお,上書きされるのは,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルに定義された値です。

表2‒5 サービスリソースファイルに設定される表示情報の値

定義する表示情報

設定される値

プロパティグループ名※1

プロパティグループID

プロパティグループの説明※1

空白

サービスプロパティの名称※2

プロパティキー

サービスプロパティの説明※2

空白

ステップ名※3

ステップID

ステップの説明※3

空白

注※1

プロパティグループIDを更新した場合に,値が上書きされる表示情報です。

注※2

プロパティキーを更新した場合に,値が上書きされる表示情報です。

注※3

ステップIDを更新した場合に,値が上書きされる表示情報です。

表示情報の定義を削除した場合は,Webブラウザーのロケール以外の言語のサービスリソースファイルからも定義が削除されます。

Webブラウザーのロケール以外の言語の表示情報を設定する場合は,手動でサービスリソースファイルを作成または編集し,アップロードする必要があります。手動でサービスリソースファイルを作成する場合は,表示情報が設定されているロケールのサービスリソースファイルをダウンロードして利用することをお勧めします。