1.1.1 サービステンプレート開発の流れ
JP1/AOでは,「サービステンプレート」を使用して運用手順を自動化できます。煩雑な運用手順や,不定期でありながらも実行頻度の多い運用手順などの自動化で特に効果を発揮します。
サービステンプレートは新規作成するほか,JP1/AOが提供するサービステンプレート※1を複製したあと,ユーザーの運用に応じて作業手順を追加・削除するなど,編集して使用する※2こともできます。また,JP1/AOが提供するサービステンプレートをそのまま使用することもできます。
- 注※1
JP1/AOが提供しているサービステンプレートには,JP1/AOに同梱されるJP1運用コンテンツのほかに,JP1/AO Content Pack(別製品)として販売しているコンテンツセットがあります。
- 注※2
JP1/AOが提供するサービステンプレートを編集したい場合は,該当するサービステンプレートをインポートしてください。
- ヒント
サービステンプレートの開発に,JP1/AOが提供するコンテンツ部品を使用したい場合は,そのコンテンツ部品を含むサービステンプレートをインポートしてください。また,部品提供用のサービステンプレートとして「種別 Components」を提供しています。例えば,「HCS Components」や「Oracle Components」などがあります。
これらのサービステンプレートに含まれる部品については,マニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンス-「部品提供用のサービステンプレートに含まれる部品一覧」のトピックを参照してください。
サービステンプレートの開発の流れを次に示します。
- ヒント
JP1/AOが提供する部品は,汎用性を考慮しているため,部品のプロパティに詳細な入力制限を設定していません。これらの部品を使用してサービステンプレートを作成する場合,必要に応じて,サービスプロパティ(サービスの定義情報)の入力制限を検討してください。
サービステンプレートを新規作成する場合の関連トピック
サービステンプレートを編集して使用する場合の関連トピック
サービステンプレートをそのまま使用する場合の関連トピック