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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 運用ガイド 


6.7.6 サービス共有プロパティ編集時の注意事項

[システム設定]エリアおよび[サービス共有プロパティ]エリアに表示されるサービス共有プロパティのプロパティ値は,Adminロールを持つユーザーが編集できます。

サービス共有プロパティのプロパティ値を編集すると,サービスを実行した時点(タスクが生成された時点)で設定が適用されます。そのため,サービス実行後にサービス共有プロパティのプロパティ値を編集した場合,実行済みのサービスには編集内容が適用されません。また,[サービス実行]画面で設定したプロパティの値は,そのサービスから生成されるタスクにだけ有効です。実行済みのサービスに適用する場合は,サービスを停止して再度実行する必要があります。

図6‒19 サービス実行後にサービス共有プロパティのプロパティ値を編集した場合の動作

[図データ]

ビルトインサービス共有プロパティのプロパティ値をサービス実行後に編集した場合は,システムがプロパティを使用する時点で適用されます。例えば,サービス実行後に通知メールの送信先(TO)のプロパティ値を編集した場合,メールを通知するタイミングで設定が適用されます。

なお,ビルトインサービス共有プロパティと同じキー名称のプロパティをサービステンプレートのサービス共有プロパティとして定義することもできます。その場合,サービス共有プロパティのプロパティ値を編集するとサービス実行時に適用されます。