5.2.2 [タスク]画面からタスクの状態を確認する手順
[タスク]画面から,タスクの状態を確認します。タスクの状態は,タスク一覧と[フロー]エリアに表示されます。なお,[履歴]タブでは,[フロー]エリアおよび[タスク詳細]画面は表示されません。
タスク一覧では,処理の開始日時,実行中,成功・失敗といった進捗状況が一覧で把握できます。タスク一覧で確認できるのは,ユーザーに参照権限のあるタスクの状態です。
[フロー]エリアでは,タスクについて,ステップごとの処理状況をフロー形式で確認できます。実行中のタスクが,フロー中のどのステップまで進んでいるのかを視覚的に把握できます。[フロー]エリアでは,サービステンプレートを作成およびインポートした際のJP1/AOのバージョンに関係なく,タスクの状態を確認できます。
操作できる権限およびロール:
実行したサービスの状態が「リリース」の場合
Adminロール,Developロール,Modifyロール,またはSubmitロールを持つユーザー
実行したサービスの状態が「メンテナンス」または「テスト」の場合
Adminロール,Developロール,またはModifyロールを持つユーザー
実行したサービスの状態が「デバッグ」の場合
AdminロールまたはDevelopロールを持つユーザー
[タスク]画面からタスクの状態を確認するには:
[タスク]画面の[タスク]タブ,[履歴]タブ,または[デバッグ]タブをクリックします。
タスク一覧で,タスクの状態を確認します。タスク一覧の表ヘッダーをクリックすると,昇順または降順でソートできます。
図5‒5 タスク一覧からの状態確認 - ヒント
[タスク]タブまたは[デバッグ]タブでは,タスクの実行で問題があった場合など,管理者ユーザーに確認を促したいときにTODO設定を利用できます。旗マークをクリックすることで,オン/オフを切り替えられます。[タスク詳細]画面の[TODO設定]ボタン,[TODO解除]ボタンからも同じ操作ができます。
[タスク]タブと[デバッグ]タブで,タスク一覧から,進捗状況を確認したいタスクの行を選択します。
[フロー]エリアで,タスクの進捗状況を確認します。タスクの進捗状況はステップアイコンの上に表示されます。
図5‒6 [フロー]エリアからの状態確認 - ヒント
[タスク]タブと[デバッグ]タブでは,[タスク詳細]画面の[フロー]タブを選択しても同じ操作ができます。
[フロー]エリアで,ステップアイコンをダブルクリックすると,そのステップの下の階層のフローが表示されます。
[フロー]エリアでステップアイコンにマウスオーバーすると,ステップの名称,状態アイコン,状態,開始日時,終了日時,および戻り値が表示されます。なお,戻り値は,状態が正常終了,失敗,または警告終了の場合に表示されます。
次の条件にすべて該当する場合,タスクの進捗状況をフロー形式で確認すると,繰り返し実行入力値が空文字で表示されます。そのため,繰り返し実行フローを示す名称は「Step[繰り返しの回次番号]:」の形式でアイコンに表示されます。
・タスクに繰り返し実行部品(繰り返しステップ)が含まれている
・バージョンが10-11以前のJP1/AOでこのタスクを実行した後に,JP1/AOをバージョンアップしている