Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 構築ガイド 


8.2 JP1/AOシステムをリプレースする手順(ホスト名またはIPアドレスが異なる環境に対してリプレースする場合)

ホスト名またはIPアドレスが異なる環境に対してJP1/AOシステムをリプレースする場合は,リプレース先のホスト名やIPアドレスをリプレース元に合わせる必要があります。リストアしたあとは,リプレース先のホスト名やIPアドレスを元に戻してください。

前提条件

リプレース元のJP1/AOサーバのバージョンアップの状況ごとに,リプレースの流れを次に説明します。

表8‒2 リプレースの流れ

作業

参照先

1

リプレース元のサーバのJP1/AOをバックアップします。

非クラスタシステムの場合

マニュアルJP1/AO 運用ガイド-「JP1/AOシステムをバックアップする手順(非クラスタ構成の場合)」のトピック

クラスタシステムの場合

マニュアルJP1/AO 運用ガイド-「JP1/AOシステムをバックアップする手順(Windowsのクラスタ構成の場合)」または「JP1/AOシステムをバックアップする手順(Linuxのクラスタ構成の場合)」のトピック

2

リプレース先のホスト名,IPアドレスをリプレース元の環境に合わせます。

3

リプレース先のサーバにJP1/AOをインストールします。

非クラスタシステムの場合

1.1 新規インストールの流れ

クラスタシステムの場合

5.1 クラスタシステムにJP1/AOをインストールする流れ

4

リプレース先のサーバのJP1/AOをリストアします。

非クラスタシステムの場合

マニュアルJP1/AO 運用ガイド-「JP1/AOシステムをリストアする手順(非クラスタ構成の場合)」のトピック

クラスタシステムの場合

マニュアルJP1/AO 運用ガイド-「JP1/AOシステムをリストアする手順(Windowsのクラスタ構成の場合)」または「JP1/AOシステムをリストアする手順(Linuxのクラスタ構成の場合)」のトピック

5

リプレース先のホスト名,IPアドレスを元に戻します。ホスト名,IPアドレスの変更手順を実施してください。

6

リプレース先のサーバが動作していることを確認して,運用を開始します。

(凡例)

-:なし