8.2 JP1/AOシステムをリプレースする手順(ホスト名またはIPアドレスが異なる環境に対してリプレースする場合)
ホスト名またはIPアドレスが異なる環境に対してJP1/AOシステムをリプレースする場合は,リプレース先のホスト名やIPアドレスをリプレース元に合わせる必要があります。リストアしたあとは,リプレース先のホスト名やIPアドレスを元に戻してください。
前提条件
リプレース元のサーバとリプレース先のサーバで次の項目が一致していること。
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ホスト名
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IPアドレス
システムのロケール
Hitachi Command Suite製品の環境(構成,バージョン,リビジョンおよび限定コード)
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JP1/AOのインストール先フォルダ
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JP1/AOのデータベースの格納先フォルダ
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リプレース元のJP1/AOで実行中,応答待ち中,異常検出,および停止中のタスクがないこと。
リプレース先のサーバにJP1/AOがインストールされていないこと。
リプレース元のJP1/AOサーバのバージョンアップの状況ごとに,リプレースの流れを次に説明します。
作業 |
参照先 |
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1 |
リプレース元のサーバのJP1/AOをバックアップします。 |
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2 |
リプレース先のホスト名,IPアドレスをリプレース元の環境に合わせます。 |
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3 |
リプレース先のサーバにJP1/AOをインストールします。 |
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4 |
リプレース先のサーバのJP1/AOをリストアします。 |
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5 |
リプレース先のホスト名,IPアドレスを元に戻します。ホスト名,IPアドレスの変更手順を実施してください。 |
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6 |
リプレース先のサーバが動作していることを確認して,運用を開始します。 |
- |
- (凡例)
-:なし