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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 構築ガイド 


5.7.2 共通コンポーネントのデータベースを制御するコマンド(sc_hbase64_hirdbコマンド)

共通コンポーネントのデータベースを制御するときに使用するクラスタサービス制御コマンド(sc_hbase64_hirdbコマンド)について,クラスタソフトでの登録時に必要な情報を示します。

使用するコマンド

sc_hbase64_hirdb

格納先

/opt/jp1ao/tools

表5‒7 sc_hbase64_hirdbコマンドの登録時に必要な情報

登録する機能

説明

起動

共通コンポーネントのデータベースを起動します。

使用例

sc_hbase64_hirdb start

起動コマンドの結果判定

動作監視の結果で判定してください。起動コマンドの戻り値は,0(正常終了)と1(引数異常)のため,戻り値での結果判定はできません。

停止

共通コンポーネントのデータベースを停止します。

使用例

sc_hbase64_hirdb stop

停止コマンドの結果判定

動作監視の結果で判定してください。停止コマンドの戻り値は,0(正常終了)と1(引数異常)のため,戻り値での結果判定はできません。

動作監視

共通コンポーネントのデータベースが正常に動作していることを監視します。共通コンポーネントのデータベースに障害が発生しても,フェールオーバーする必要がない場合,この機能は登録不要です。

使用例

sc_hbase64_hirdb status

動作監視コマンドの結果判定
戻り値=0(正常)

共通コンポーネント用データベースは正常に動作しています。

戻り値=3(停止)

共通コンポーネント用データベースのプロセスが何らかの問題によって停止しています。異常と判定してください。