Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 構築ガイド 


5.4.2 インストール前にサービスを設定する手順(共通コンポーネントがインストール済みの場合)

クラスタシステムにJP1/AOをインストール前にサービスを設定します。

インストール前にサービスを設定するには:

  1. 実行系サーバおよび待機系サーバにJP1/AOおよび排他製品がインストールされていないことを確認します。

    インストールされている場合はアンインストールします。

  2. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを実行系サーバに移動します。

  3. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループをオンラインにします。

  4. クラスタソフトを使用して,サービス(HiRDB/ClusterService _HD1)以外のHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインに設定します。

  5. 実行系サーバでhcmds64srvコマンドに/stopオプションを指定して実行し,JP1/AOのサービスを停止します。

  6. クラスタソフトを使用して,サービス(HiRDB/ClusterService _HD1)をオフラインにします。

  7. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを待機系サーバに移動します。

  8. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループをオンラインにします。

  9. クラスタソフトを使用して,サービス(HiRDB/ClusterService _HD1)以外のHitachi Command Suite製品のサービスをオフラインに設定します。

  10. 待機系サーバでhcmds64srvコマンドに/stopオプションを指定して実行し,JP1/AOのサービスを停止します。

  11. クラスタソフトを使用して,サービス(HiRDB/ClusterService _HD1)をオフラインにします。

  12. クラスタソフトで,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループのフェールオーバーを抑止します。

    クラスタソフトでサービスを右クリックし,[プロパティ][ポリシー]で,リソースが失敗状態になった場合は再起動しないように設定します。リソースグループに登録されているサービスすべてに対して操作を実施して,フェールオーバーを抑止します。