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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation 構築ガイド 


3.2.3 外部認証サーバ連携コンフィグファイルに情報を登録する

外部認証サーバ連携コンフィグファイル(exauth.properties)に,Active Directory連携に必要な情報を登録します。

外部認証サーバ連携コンフィグファイルは次のフォルダに格納されています。

共通コンポーネントのインストール先フォルダ\confまたは/opt/HiCommand/Base64/conf

表3‒5 外部認証サーバ連携コンフィグファイルに登録する情報

キー名

設定内容

定義の要否

auth.server.type

ldap (固定)

必須

auth.server.name

サーバ識別名

必須

auth.group.mapping

true : グループ連携する

false : グループ連携しない

必須

auth.ldap.サーバ識別名.protocol

ldap : 平文による通信を行う

tls : startTLSによる通信を行う

必須

auth.ldap.サーバ識別名.host

LDAPディレクトリサーバのホスト名またはIPアドレス

任意※1

auth.ldap.サーバ識別名.port

LDAPディレクトリサーバのポート番号

任意

auth.ldap.サーバ識別名.timeout

LDAPディレクトリサーバの接続タイムアウト秒数

任意

auth.ldap.サーバ識別名.retry.interval

LDAPディレクトリサーバと通信失敗時のリトライ間隔秒数

任意

auth.ldap.サーバ識別名.retry.times

LDAPディレクトリサーバと通信失敗時のリトライ回数

任意

auth.ldap.サーバ識別名.domain.name

ドメイン名

任意※2

auth.ldap.サーバ識別名.dns_lookup

true : DNSでLDAPディレクトリサーバを検索する

false : DNSでLDAPディレクトリサーバ検索しない

任意

注※1

「auth.ldap.サーバ識別名.dns_lookup」にfalseを指定している場合,必ず指定してください。

「auth.ldap.サーバ識別名.protocol」にtlsを指定した場合は,LDAPディレクトリサーバのサーバ証明書のCNと同じホスト名を指定する必要があります。IPアドレスは使用できません。

注※2

次のどちらかに該当する場合,必ず指定してください。

  • 「auth.group.mapping」にtrueを指定している場合

  • 「auth.ldap.サーバ識別名.dns_lookup」にtrueを指定し,「auth.ldap.サーバ識別名.host」を省略した場合