4.5.1 JP1/AOとWebブラウザー間のポート番号を変更する手順
JP1/AOとWebブラウザー間のポート番号を変更するには,定義ファイルの編集やファイアウォールの例外登録が必要です。
なお,クラスタシステムの場合,実行系サーバと待機系サーバで同じ手順を実施してください。
事前作業
JP1/AOで待機中および実行中のタスクがないことを確認します。
[タスク]画面でタスクを確認し,実行状態(実行中,応答待ち中,異常検出,停止中,長期実行中)のものがあれば,実行停止するか,停止状態になるまで待ちます。
JP1/AOとWebブラウザー間のポート番号を変更するには(通信方式がhttpの場合):
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JP1/AOのサービスを停止します。
- 非クラスタシステムの場合
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hcmds64srvコマンドにstopオプションを指定して実行します。
- クラスタシステムの場合
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クラスタソフトを使用してサービスをオフラインにします。
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次のとおり定義ファイルのキーを編集して,ポート番号の設定を変更します。
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「共通コンポーネントのインストール先フォルダ\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf」(Windowsの場合)または「/opt/HiCommand/Base64/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf」(Linuxの場合)にある「Listen」
次の行の「22015」に変更後の番号を設定します。
Listen 22015 Listen [::]:22015
クラスタシステムの場合,実行系サーバと待機系サーバで同じ設定をしてください。
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「command_user.properties」にある「command.http.port」
非クラスタシステムの場合とクラスタシステムの場合で,定義ファイルの格納フォルダが異なります。
非クラスタシステムの場合
JP1/AOのインストール先フォルダ\confまたは/opt/jp1ao/conf
クラスタシステムの場合
共有フォルダ名\jp1ao\confまたは共有フォルダ名/jp1ao/conf
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「config_user.properties」にある「server.http.port」
非クラスタシステムの場合とクラスタシステムの場合で,定義ファイルの格納フォルダが異なります。
非クラスタシステムの場合
JP1/AOのインストール先フォルダ\confまたは/opt/jp1ao/conf
クラスタシステムの場合
共有フォルダ名\jp1ao\confまたは共有フォルダ名/jp1ao/conf
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Windowsの場合,hcmds64fwcancelコマンドを実行して,ファイアウォールの例外登録をします。
Linuxの場合,OSの手順に従って例外登録をします。手順の詳細については,OSのドキュメントを参照してください。
クラスタシステムの場合,実行系サーバと待機系サーバの両方で実施してください。
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JP1/AOのサービスを開始します。
- 非クラスタシステムの場合
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hcmds64srvコマンドにstartオプションを指定して実行します。
- クラスタシステムの場合
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クラスタソフトを使用してサービスをオンラインにします。
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hcmds64chgurlコマンドを実行して,URL情報を更新します。
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JP1/AOサーバのOSがWindowsの場合,次のショートカットファイルのURLのポート番号を変更します。
スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_Automatic Operation]-[JP1_AOログイン画面]
JP1/AOとWebブラウザー間のポート番号を変更するには(通信方式がhttpsの場合):
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JP1/AOのサービスを停止します。
- 非クラスタシステムの場合
-
hcmds64srvコマンドにstopオプションを指定して実行します。
- クラスタシステムの場合
-
クラスタソフトを使用してサービスをオフラインにします。
-
次のとおり定義ファイルのキーを編集して,ポート番号の設定を変更します。
「共通コンポーネントのインストール先フォルダ\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf」(Windowsの場合)または「/opt/HiCommand/Base64/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf」(Linuxの場合)にある「Listen」および「VirtualHost ホスト名:ポート」
次の行の「22016」に変更後の番号を設定します。
Listen 22016 Listen [::]:22016 <VirtualHost *:22016>
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Windowsの場合,hcmds64fwcancelコマンドを実行して,ファイアウォールの例外登録をします。
Linuxの場合,OSの手順に従って例外登録をします。手順の詳細については,OSのドキュメントを参照してください。
クラスタシステムの場合,実行系サーバと待機系サーバの両方で実施してください。
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JP1/AOのサービスを開始します。
- 非クラスタシステムの場合
-
hcmds64srvコマンドにstartオプションを指定して実行します。
- クラスタシステムの場合
-
クラスタソフトを使用してサービスをオンラインにします。
-
hcmds64chgurlコマンドを実行して,URL情報を更新します。
-
JP1/AOサーバのOSがWindowsの場合,次のショートカットファイルのURLのポート番号を変更します。
スタートメニューの[すべてのプログラム]-[JP1_Automatic Operation]-[JP1_AOログイン画面]
注意事項
- JP1/OAまたはHitachi Command Suite 製品がインストールされている場合は,同時に JP1/OAまたはHitachi Command Suite 製品のポート番号が変更されます。詳細は, JP1/OAまたはHitachi Command Suite 製品のマニュアルを参照してください。
- JP1/IMモニター起動連携している場合,ポート番号変更前のJP1イベントはモニター起動に失敗します。