2.1 JP1/AOの環境を設定する手順
定義ファイルを編集することで,JP1/AOの環境設定を実施します。
JP1/AOの環境を設定するには:
設定内容に応じて,定義ファイルをテキストエディタで開きます。
表2‒1 設定内容と使用する定義ファイル 設定内容
使用する定義ファイル
参照先
ログ,タスク,JP1イベントなどJP1/AOを各種設定
ユーザー設定プロパティファイル(config_user.properties)
コマンドを実行するhttpポートの設定
コマンドプロパティファイル(command_user.properties)
メール通知機能で使用するメールのタイトルと本文を設定
メール通知定義ファイル(mailDefinition_ja.conf,mailDefinition_en.conf,mailDefinition_zh.conf)
2.4 メール通知定義ファイル(mailDefinition_ja.conf,mailDefinition_en.conf,mailDefinition_zh.conf)
ユーザーのパスワード条件やロックに関する設定
セキュリティ定義ファイル(security.conf)
操作対象の機器との接続に使用する情報を設定
接続先プロパティファイル(接続先名.properties)
操作対象の機器で取得した文字セットの情報から,JP1/AOサーバの文字セットを設定
文字セットマッピングファイル(charsetMapping_user.properties)
外部認証連携の設定
外部認証サーバ連携コンフィグファイル(exauth.properties)
OS起動時のJP1/AOの自動起動を有効にする設定(JP1/AOサーバがLinuxの場合)
OSの起動スクリプト
定義ファイルを編集し,上書き保存します。
必要に応じてサービスを再開したり,コマンドを実行したりして,定義ファイルに設定した内容を反映させます。
- 重要
定義ファイルで使用できる改行コードは,JP1/AOサーバのOSによって異なります。WindowsではCR+LF,LinuxではLFを使用します。例えば,定義ファイルをWindows環境で編集し,Linux環境に適用する場合,改行コードはLFを使用してください。