付録A.1　ポート番号一覧

この節では，設定するポート番号の一覧と，ファイアウォールを通過するための方向について説明します。

JP1/AOで使用するポート番号は，製品のインストール時および該当機能設定時に一部のポートを除いてデフォルトでservicesファイルに設定されています。

〈この項の構成〉

(1)　JP1/AOの外部接続で使用するポート
(2)　JP1/AOの内部接続で使用するポート

(1)　JP1/AOの外部接続で使用するポート

JP1/AOから外部システムへの通信用サービス名とデフォルトのポート番号を次の表に示します。

表A‒1　外部接続用ポート番号一覧（Windows, Linux 6，Linux 7，SUSE Linux 12の場合）
サービス名	JP1/AOのポート番号	ファイアウォールの通過方向	インストール時の例外登録	説明
cjstartweb	22/tcp^※1	JP1/AO→操作対象	○	SSHの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（SSH接続）汎用コマンド実行部品（SSH接続）ファイル転送部品（SSH接続）ターミナル接続部品（SSH接続）ターミナルコマンド実行部品（SSH接続）ターミナル切断部品（SSH接続）
cjstartweb	23/tcp^※1	JP1/AO→操作対象	○	Telnetの通信用に使用します。次の機能で使用します。ターミナル接続部品（Telnet接続）ターミナルコマンド実行部品（Telnet接続）ターミナル切断部品（Telnet接続）
cjstartweb	445/tcpまたは445/udp	JP1/AO→操作対象	○	Windowsとの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（操作対象がWindowsの場合）汎用コマンド実行部品（操作対象がWindowsの場合）ファイル転送部品（操作対象がWindowsの場合）
cjstartweb	135/tcp	JP1/AO→操作対象 ^※2	○	Windowsとの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（操作対象がWindowsの場合）汎用コマンド実行部品（操作対象がWindowsの場合）ファイル転送部品（操作対象がWindowsの場合）
cjstartweb	137/udp	JP1/AO→操作対象 ^※3	○	Windowsとの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（操作対象がWindowsの場合）汎用コマンド実行部品（操作対象がWindowsの場合）ファイル転送部品（操作対象がWindowsの場合）
cjstartweb	25/tcp^※1	JP1/AO→SMTPサーバ	○	メールを送信する際に使用します。次の機能で使用します。メール通知部品ユーザー応答待ち部品（応答待ちであることをメール通知する場合）メール通知機能
httpsd	22015/tcp^※1	Webブラウザー→ JP1/AO	○	HBase Storage Mgmt Web Service へのアクセスで使用します。JP1/AOサーバとWebブラウザー間のhttp接続で使用します。
httpsd	22016/tcp^※1	Webブラウザー→ JP1/AO	○	HBase Storage Mgmt Web Service へのアクセスで使用します。JP1/AOサーバとWebブラウザー間のhttps接続で使用します。
−	389/tcp^※1	JP1/AO→LDAPディレクトリサーバ	×	Active Directory連携で，LDAPディレクトリサーバへの接続で使用します。

（凡例）

→：左項から右項への片方向を表します。

○：Windowsの場合，インストール時に例外登録を行います。

×：Windowsの場合も，Linuxの場合も，インストール時に例外登録を行いません。

注※1: ポート番号は必要に応じて変更できます。手順の詳細については，マニュアルJP1/AO 構築ガイド－「ポート番号を変更する手順」のトピックを参照してください。

注※2: Windows版JP1/AOだけで使用します。Linux版JP1/AOでは使用しません。

注※3: Linux版JP1/AOだけで使用します。Windows版JP1/AOでは使用しません。

表A‒2　外部接続用ポート番号一覧（Linux 8の場合）
サービス名	JP1/AOのポート番号	ファイアウォールの通過方向	インストール時の例外登録	説明
cjstartsv	22/tcp^※1	JP1/AO→操作対象	○	SSHの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（SSH接続）汎用コマンド実行部品（SSH接続）ファイル転送部品（SSH接続）ターミナル接続部品（SSH接続）ターミナルコマンド実行部品（SSH接続）ターミナル切断部品（SSH接続）
cjstartsv	23/tcp^※1	JP1/AO→操作対象	○	Telnetの通信用に使用します。次の機能で使用します。ターミナル接続部品（Telnet接続）ターミナルコマンド実行部品（Telnet接続）ターミナル切断部品（Telnet接続）
cjstartsv	445/tcpまたは445/udp	JP1/AO→操作対象	○	Windowsとの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（操作対象がWindowsの場合）汎用コマンド実行部品（操作対象がWindowsの場合）ファイル転送部品（操作対象がWindowsの場合）
cjstartsv	137/udp	JP1/AO→操作対象 ^※2	○	Windowsとの通信用に使用します。次の機能で使用します。コンテンツ部品（操作対象がWindowsの場合）汎用コマンド実行部品（操作対象がWindowsの場合）ファイル転送部品（操作対象がWindowsの場合）
cjstartsv	25/tcp^※1	JP1/AO→SMTPサーバ	○	メールを送信する際に使用します。次の機能で使用します。メール通知部品ユーザー応答待ち部品（応答待ちであることをメール通知する場合）メール通知機能
httpsd	22015/tcp^※1	Webブラウザー→ JP1/AO	○	HBase Storage Mgmt Web Service へのアクセスで使用します。JP1/AOサーバとWebブラウザー間のhttp接続で使用します。
httpsd	22016/tcp^※1	Webブラウザー→ JP1/AO	○	HBase Storage Mgmt Web Service へのアクセスで使用します。JP1/AOサーバとWebブラウザー間のhttps接続で使用します。
−	389/tcp^※1	JP1/AO→LDAPディレクトリサーバ	×	Active Directory連携で，LDAPディレクトリサーバへの接続で使用します。

（凡例）

→：左項から右項への片方向を表します。

○：Windowsの場合，インストール時に例外登録を行います。

×：Windowsの場合も，Linuxの場合も，インストール時に例外登録を行いません。

注※1: ポート番号は必要に応じて変更できます。手順の詳細については，マニュアルJP1/AO 構築ガイド－「ポート番号を変更する手順」のトピックを参照してください。

注※2: Linux版JP1/AOだけで使用します。Windows版JP1/AOでは使用しません。

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(2)　JP1/AOの内部接続で使用するポート

JP1/AOの内部通信用の通信用サービス名とデフォルトのポート番号を次の表に示します。

表A‒3　内部接続用ポート番号一覧（Windows, Linux 6，Linux 7，SUSE Linux 12の場合）
サービス名	JP1/AOのポート番号	ファイアウォールの通過方向	インストール時の例外登録	説明
cjstartweb	22029/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartweb	22030/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
httpsd	22031/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
pdrdmd	22032/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントのデータベースで使用します。
cjstartsv	22035/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22036/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22037/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22038/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。

（凡例）

→：左項から右項への片方向を表します。

×：インストール時に例外登録を行いません。

表A‒4　内部接続用ポート番号一覧（Linux 8の場合）
サービス名	JP1/AOのポート番号	ファイアウォールの通過方向	インストール時の例外登録	説明
httpsd	22031/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
pdrdmd	22032/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントのデータベースで使用します。
cjstartsv	22035/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22036/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22037/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22038/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22170/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22171/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22172/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。
cjstartsv	22173/tcp	JP1/AO → JP1/AO	×	共通コンポーネントで使用します。

（凡例）

→：左項から右項への片方向を表します。

×：インストール時に例外登録を行いません。

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付録A.1 ポート番号一覧

(1) JP1/AOの外部接続で使用するポート

(2) JP1/AOの内部接続で使用するポート

付録A.1　ポート番号一覧

(1)　JP1/AOの外部接続で使用するポート

(2)　JP1/AOの内部接続で使用するポート