3.4.2 グループを利用した運用の検討
サービスグループとは,アクセス制限を行いたい単位でサービスをグループ化する仕組みです。サービスグループを,組織や業務に応じてユーザーをグループ化したユーザーグループに割り当てることで,ユーザーグループごとにサービスへのアクセスを制御できます。ユーザーグループの利用目的に合わせてサービスを効率良く管理し,マルチテナント運用としてサービスを提供できるようになります。
サービスグループを利用する場合は次の項目を検討します。
サービスグループに登録するサービス
サービスグループの名称
サービスグループに対してアクセスを許可するユーザーグループ
ここで検討したサービスグループは,サービス設計での「サービス追加時の項目の検討」で,サービスに割り当てるサービスグループとして使用します。
- ヒント
サービスグループを作成する際は,事前にユーザーグループを作成しておく必要があります。