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JP1 Version 12 IT 運用自動化 基本ガイド


付録A.1 もっと使いこなすには?

このマニュアルで説明している内容以外に,JP1/AOをもっと使いこなすための機能を一覧で紹介します。詳細については,JP1/AOのシリーズマニュアルを参照してください。

表A‒1 JP1/AOをもっと使いこなすための機能

機能

概要

マニュアルの参照先

ユーザーを管理する

JP1/AOにログインするユーザーを登録・編集したり,ロックしたりできます。権限に応じて,ユーザーがアクセスできる操作対象を制御することもできます。

マニュアルJP1/AO 運用ガイド-「ユーザーの管理」のトピック

複数のサービス間でプロパティ値を共有する(サービス共有プロパティ)

サービス共有プロパティを設定すると,複数のサービス間でプロパティ値を共有できます。

例えば,共通のサーバの管理を目的としたサービステンプレートを使用する場合に,その接続先サーバのホスト名,ユーザーID,およびパスワードをサービス共有プロパティとして定義しておくことで,サービス実行ごとに接続先サーバの情報を入力する手間を軽減できます。

サービス共有プロパティには,サービステンプレートごとに異なるサービス共有プロパティと,JP1/AO内にあらかじめ定義されているビルトインサービス共有プロパティがあります。

マニュアルJP1/AO 導入・設計ガイド-「サービス共有プロパティの検討」のトピック

他製品と連携する

JP1/AOでは,エラー時のメール通知や,目的の画面を直接表示できるダイレクトアクセスURLなど,管理者の作業効率を向上させる機能を提供しています。

  • 既存のJP1資源グループを活用 - JP1/Baseの認証機能との連携

  • Active Directoryでユーザーやグループを管理 - Active Directoryとの連携

  • JP1/IMと連携したシステム監視 - JP1/IMのイベント監視機能との連携

  • スムーズなエラー検知 - メール通知

  • サービスの実行画面や設定画面,タスクの詳細画面など,目的の画面に直接アクセスして,作業効率を向上 - ダイレクトアクセスURL

  • 外部のプログラムからJP1/AOの機能を呼び出して使用する - API

  • JP1/IM - NP画面へのシングルサインオン - JP1/IM - NPの業務コンテンツとの連携

マニュアルJP1/AO 導入・設計ガイド-「他製品と連携するための機能」のトピック