1.8.1 認証情報を作成する
認証情報を作成するために使用するリクエストの形式と,リクエストボディーの作成方法について説明します。
操作手順
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作成したい認証情報のプロトコル(WMI,SSHなど)を決めます。
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テンプレートとするため,作成したい認証情報と同じプロトコルを使用している認証情報を取得します。次の形式でリクエストを発行します。
GET http://host:port/Analytics/version/objects/Credentials
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手順2で取得した認証情報(Credentialリソース)を次に示すとおり編集します。
表1‒12 Credentialリソースの変更個所 変更するメンバー
変更要否
変更内容
name
必須
作成する認証情報の名称に変更します。
名称は,すでに登録されている認証情報に存在しない値を指定する必要があります。
userId
必須
認証時に指定するユーザーID。「SNMP v3」プロトコルを使用する場合,userNameに指定した値が設定されます。
password
必須
認証時に使用するパスワード。
passwordNotRequired
任意
認証時にパスワードが必要ない場合,trueを指定します。「WMI」プロトコルを使用する場合だけ有効です。
portNumber
任意
認証時に使用するポート番号。管理対象への接続に使用するプロトコルが「SSH」「SMIS WBEM」「SNMP」の場合だけ有効です。
rootPassword
必須
認証時に使用するrootパスワード。「SSH」プロトコルを使用する場合だけ有効です。
ssl
任意
監視対象への接続時にSSL(https)を使用するかどうか。「SMI-S WBEM」を使用する場合だけ有効です。
domainname
任意
認証時に使用するドメイン名。「WMI」を使用する場合だけ有効です。
namespace
任意
認証時に使用するネームスペース。「SMI-S WBEM」を使用する場合だけ有効です。
community
任意
認証時に使用するコミュニティ名。「SNMP」を使用する場合だけ有効です。
snmpVersion
任意
SNMPのバージョン。「SNMP」を使用する場合だけ有効です。
userName
任意
認証時に使用するユーザー名。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
authenticationEnabled
任意
SMTP認証を行う場合はtrueを指定します。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
authenticationPassphrase
任意
認証時に使用するパスフレーズ。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
authenticationProtocol
任意
認証時に使用するプロトコル。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
privacyEnabled
任意
認証時にプライバシーを有効にする場合はtrueを指定します。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
privacyPassphrase
任意
認証時にプライバシーを使用する場合に指定するパスフレーズ。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
privacyProtocol
任意
「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。
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次の形式でリクエストを発行します。リクエストボディーには,手順3で編集した認証情報を指定します。
POST http://host:port/Analytics/version/objects/Credentials