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JP1 Version 11 JP1/Operations Analytics REST APIリファレンス


1.8.1 認証情報を作成する

認証情報を作成するために使用するリクエストの形式と,リクエストボディーの作成方法について説明します。

操作手順

  1. 作成したい認証情報のプロトコル(WMI,SSHなど)を決めます。

  2. テンプレートとするため,作成したい認証情報と同じプロトコルを使用している認証情報を取得します。次の形式でリクエストを発行します。

    GET http://host:port/Analytics/version/objects/Credentials
  3. 手順2で取得した認証情報(Credentialリソース)を次に示すとおり編集します。

    表1‒12 Credentialリソースの変更個所

    変更するメンバー

    変更要否

    変更内容

    name

    必須

    作成する認証情報の名称に変更します。

    名称は,すでに登録されている認証情報に存在しない値を指定する必要があります。

    userId

    必須

    認証時に指定するユーザーID。「SNMP v3」プロトコルを使用する場合,userNameに指定した値が設定されます。

    password

    必須

    認証時に使用するパスワード。

    passwordNotRequired

    任意

    認証時にパスワードが必要ない場合,trueを指定します。「WMI」プロトコルを使用する場合だけ有効です。

    portNumber

    任意

    認証時に使用するポート番号。管理対象への接続に使用するプロトコルが「SSH」「SMIS WBEM」「SNMP」の場合だけ有効です。

    rootPassword

    必須

    認証時に使用するrootパスワード。「SSH」プロトコルを使用する場合だけ有効です。

    ssl

    任意

    監視対象への接続時にSSL(https)を使用するかどうか。「SMI-S WBEM」を使用する場合だけ有効です。

    domainname

    任意

    認証時に使用するドメイン名。「WMI」を使用する場合だけ有効です。

    namespace

    任意

    認証時に使用するネームスペース。「SMI-S WBEM」を使用する場合だけ有効です。

    community

    任意

    認証時に使用するコミュニティ名。「SNMP」を使用する場合だけ有効です。

    snmpVersion

    任意

    SNMPのバージョン。「SNMP」を使用する場合だけ有効です。

    userName

    任意

    認証時に使用するユーザー名。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    authenticationEnabled

    任意

    SMTP認証を行う場合はtrueを指定します。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    authenticationPassphrase

    任意

    認証時に使用するパスフレーズ。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    authenticationProtocol

    任意

    認証時に使用するプロトコル。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    privacyEnabled

    任意

    認証時にプライバシーを有効にする場合はtrueを指定します。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    privacyPassphrase

    任意

    認証時にプライバシーを使用する場合に指定するパスフレーズ。「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

    privacyProtocol

    任意

    「SNMP v3」を使用する場合だけ有効です。

  4. 次の形式でリクエストを発行します。リクエストボディーには,手順3で編集した認証情報を指定します。

    POST http://host:port/Analytics/version/objects/Credentials