$DATETIME(日付の取得関数)
指定した出力形式に従って、日時を取得します。
形式
返却値=$DATETIME(出力形式)
指定する値
-
返却値
取得した日時を設定する変数名を指定します。
-
出力形式
日時の出力形式を、定数または変数を指定します。定数を指定する場合は、「'(シングルクォーテーション)」で囲みます。
出力形式は、フォーマット指示子と文字定数を組み合わせて指定します。
フォーマット指示子は、「%(パーセント)」と1文字の英字の組で表した取得情報を示す記号です。フォーマット指示子で指定する英字には大文字と小文字の区別があり、それぞれ取得できる情報が異なります。「%(パーセント)」に続く英字がフォーマット指示子以外の英字の場合は、指定した英字がそのまま取得されますのでご注意ください。
なお、文字定数として「"(ダブルクォーテーション)」を使用する場合は、「\"」と指定してください。
指定できるフォーマット指示子を次に示します。
-
%a
実行日の曜日の英略語を次に示す形式で取得します。
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
-
%A
実行日の曜日を次に示す英語表記で取得します。
Sunday Monday Tuesday Wednesday
Thursday Friday Saturday
-
%b
実行月の英略語を次に示す形式で取得します。
Jan Feb Mar Apr May Jun
Jul Aug Sep Oct Nov Dec
-
%B
実行月を次に示す英語表記で取得します。
January February March April May June
July August September October November December
-
%d
日付を01〜31の数値で取得します。
-
%H
時刻を24時間制の00〜23の数値で取得します。
-
%I
時刻を12時間制の01〜12の数値で取得します。
-
%j
1月1日からの通算日を001〜366の数値で取得します。
-
%m
月を01〜12の数値で取得します。
-
%M
分を00〜59の数値で取得します。
-
%p
AM(午前)またはPM(午後)を文字列で取得します。
-
%S
秒を00〜59の数値で取得します。
-
%w
日曜日を0として、1けたの曜日番号を0〜6の数値で取得します。
日曜日:0 月曜日:1 火曜日:2 水曜日:3
木曜日:4 金曜日:5 土曜日:6
-
%Y
年を4けたの西暦で取得します。
-
終了状態
処理の終了状態とその内容を次に示します。
終了状態 |
内容 |
---|---|
NORMAL |
正常終了 |
NODATA |
− |
ERROR |
− |
スクリプト中断 |
引数の誤り、またはそのほかのエラー |
記述例
日時(2015年04月01日1時5分36秒の場合)を「年/月/日 時:分:秒」のフォーマットで取得する場合の記述例を次に示します。
[SET_VALUE] DATE = $DATETIME('%Y/%m/%d %H:%M:%S') MSG = 'DATE =' +DATE $ECHO(MSG)
- 実行結果
-
DATE = 2015/04/01 01:05:36