18.2 資産管理データベースの再編成
資産管理データベースの再編成を定期的に実行することをお勧めします。これは、データベースでは、レコードが削除された領域は再利用されないで残り、データベース領域に再利用されない領域が増えると、データベース領域の使用率を圧迫することがあるためです。
また、データベース領域の使用率が80%以上になった場合、イベントログに次のIDのメッセージが表示されます。
-
KFPA12300-I
-
KFPH00211-I
この場合、資産管理データベースを再編成することで、データベース領域の使用率が改善されることがあります。
メッセージの詳細については、マニュアル「HiRDB Version 8 メッセージ」を参照してください。
資産管理データベースの再編成を実行する方法には、次の2種類があります。
-
[データベースマネージャ]ダイアログから実行する
-
jamemb_reorganization.batをコマンドラインから実行する
なお、資産管理データベースを再編成してもデータベースの容量不足を示すメッセージが表示される場合は、資産管理データベースのサイズを拡張する必要があります。資産管理データベースのサイズを変更する手順については、「付録F.2 データベースのサイズの変更」を参照してください。
注意事項
-
資産管理データベースの再編成を実行する前に、Asset Consoleのサービス、コマンドおよびタスクをすべて停止してください。
-
Asset Consoleのサービスは次に示す順番で停止してください。
-
World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
-
Asset Consoleのコマンドおよびタスク
また、資産管理データベースを再編成したあとにAsset Consoleを使用するときは、停止時と逆の順番でサービスを起動してください。
-