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JP1 Version 11 資産・配布管理 基本ガイド


2.3.1 最新の更新プログラムをサポートサービスサイトから取得する

コンピュータに適用されている更新プログラムが最新かどうかが判定されるように設定します。更新プログラムが最新かどうかは、デフォルトポリシーで判定されます。サポートサービス契約をしている場合は、最新かどうかの判定に必要な最新の更新プログラムの情報を、自動的にサポートサービスサイトから取得できます。

ここでは、サポートサービスサイトから最新の更新プログラムを取得する方法を説明します。

サポートサービス契約をしていない場合

サポートサービス契約をしていない場合は、手動で最新の更新プログラムの情報を設定できます。手動で設定する場合は、この操作を省略してください。詳細については、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 運用ガイド」の、「更新プログラムを手動で登録して配布する方法」の説明を参照してください。

操作手順

  1. [設定]ボタンをクリックします。

    設定画面が表示されます。

    [図データ]

  2. [他システムとの接続]−[サポートサービスの設定]を選択します。

    [サポートサービスの設定]画面が表示されます。

  3. [サポートサービスと接続する]をチェックして、次に示すサポートサービスの情報を入力します。

    • [URL]

    • [ダウンロードご利用ID]

    • [パスワード]

    • [パスワード確認]

    これらの情報がわからない場合は、サポートサービスにお問い合わせください。

    メモ

    サポートサービスと接続する時刻は変更できます。接続する時刻を変更したい場合は、[サポートサービスの設定]画面の[更新スケジュールの編集]にある[編集]ボタンをクリックして変更してください。

    プロキシサーバを介してサポートサービスと接続する場合

    [サポートサービスの設定]画面の下部にある[プロキシサーバを使用する]をチェックして、プロキシサーバとの接続情報を入力します。

    ・[IPアドレス]

    ・[ポート番号]

    ・[ユーザーID]:プロキシサーバに接続するときのユーザーID

    ・[パスワード]:[ユーザーID]に対応するパスワード

    ・[パスワード確認]:[パスワード]と同じ文字列

  4. [接続テスト]ボタンをクリックして、サポートサービスと接続できることを確認します。

    接続テストの結果が画面の下部のメッセージバーに表示されます。接続に失敗した場合は、表示されたメッセージに従って対処したあとで、再度[接続テスト]ボタンをクリックしてください。

    [図データ]

  5. [適用]ボタンをクリックします。

    入力した内容が環境に適用されます。

    なお、サポートサービスサイトの更新プログラムの情報が最新になるタイミングと、マイクロソフト社が更新プログラムを公開するタイミングには、差が生じます。これは、更新プログラムが公開されたあとでサポートサービスサイトの情報が更新されるためです。

次の作業

これで、サポートサービスサイトから最新の更新プログラムを取得できるようになりました。次の手順では、Windows自動更新の対策を実施します。