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JP1 Version 11 JP1/Data Highway - Automatic Job Executor


4.2.4 [基本設定]画面

[基本設定]画面について,次に示します。

[DHカスタムジョブ定義]画面の[基本設定]タブを選択すると,[基本設定]画面を表示できます。

図4‒8 [基本設定]画面

[図データ]

[基本設定]画面で指定する各項目と入力値の詳細を次の表に示します。

表4‒7 [基本設定]画面の定義項目

項目名

内容

AJSマクロ変数の使用可否

指定

接続先サーバURL

データ送受信の対象となるJP1/DH - ServerのURLを256文字までの文字列で指定します。

ダブルクォート(")は使用できません。

可能

必須

ユーザID

JP1/DH - ServerへのログインユーザIDを256文字までの文字列で指定します。

マルチバイト文字,またはダブルクォート(")は使用できません。

可能

必須

パスワード

JP1/DH - Serverへのログインパスワードを256文字までの文字列で指定します。

ログインユーザの認証システムが「LDAP認証システム」の場合は,接続先のディレクトリ・サーバに登録されているパスワードを指定します。

マルチバイト文字,またはダブルクォート(")は使用できません。

不可

必須

プロキシ設定

プロキシサーバを使用するかどうかを指定します。

  • チェックボックスが選択されていない場合,プロキシサーバを使用しません。

  • チェックボックスが選択されている場合,プロキシサーバを使用します。

不可

任意

ホスト名

プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを256文字までの文字列で指定します。

ダブルクォート(")は使用できません。

可能

ポート番号

プロキシサーバのポート番号を0以上65,535以下の数値で指定します。

可能

認証ID

プロキシサーバの認証IDを256文字までの文字列で指定します。

マルチバイト文字,またはダブルクォート(")は使用できません。

可能

認証パスワード

プロキシサーバの認証パスワードを256文字までの文字列で指定します。

マルチバイト文字,またはダブルクォート(")は使用できません。

不可

注※ プロキシ設定のチェックボックスが選択されている場合,指定は必須です。

補足説明
  • AJSマクロ変数は,ジョブ実行時にパラメータの値が変化するような処理を含んだ業務を自動化するJP1/AJS3の機能の一つです。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド マクロ変数を使用した業務の作成方法」を参照してください。

  • \記号を入力した場合,バックスラッシュに変換されます。

注意
  • 受信カスタムジョブの基本設定において,同じ接続先サーバの接続先URLを指定する場合,必ず同じ文字列を用いてください。異なる文字列を使用した場合,それらは別の接続先URLとみなされます。例えば,接続先URLの最後に「/」を付けた場合と付けない場合では別の接続先URLとみなされます。