Hitachi

JP1 Version 11 JP1/File Transmission Server -全銀TCP


付録D.2 詳細エラー番号

詳細エラー番号を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) エラー番号31,145,147およびメッセージID KDJZ00009-Eの詳細エラー番号

エラー番号31,145,147およびメッセージID KDJZ00009-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

AAの部分がファイルエラーを示す詳細エラー番号の場合,BBの部分には表D-3に示す詳細エラー番号が格納されます。AAがシステムコールエラーの場合,BBにはシステムエラー番号が格納されます。AAがファイルエラー,システムコールエラー以外の場合,BBは意味を持ちません。

表D‒2 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

01

ファイルエラー

02

03

システムコールエラー(fopen())

04

システムコールエラー(lockf())

05

システムコールエラー(fread())

06

システムコールエラー(fwrite())

07

システムコールエラー(fflush())

08

システムコールエラー(fclose())

09

システムコールエラー(malloc())

0a

システムコールエラー(fseek())

0b

送信ファイルなし(ファイル編集異常発生)

0c

システムコールエラー(ftruncate())

0d

レコード長オーバー(可変長のデータで1レコードの長さが制限値を超過)

0e

ファイル編集異常発生

0f

10

可変長のデータ1レコードでテキスト長を超過

11

システムコールエラー(ftell())

12

送信テキスト数オーバー(送信するテキスト数が65,535を超過)

13

送信レコード数オーバー(送信するレコード数が16,777,215を超過)

表D‒3 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

00

意味を持たない

02

レコードタイプエラー(ファイル編集異常発生)

03

送信ファイルのサイズがレコード長で割り切れない,またはレコード長が0

04

送受信種別エラー(ファイル編集異常発生)

05

レコードIDエラー(ファイル編集異常発生)

06

ファイル名称エラー(ファイル編集異常発生)

07

書き込みモードエラー(ファイル編集異常発生)

(2) エラー番号121〜126,134〜139およびメッセージID KDJZ00005-E,KDJZ00026-Eの詳細エラー番号

エラー番号121〜126,134〜139およびメッセージID KDJZ00005-E,KDJZ00026-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

表D‒4 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

00

開局要求電文

01

開局回答電文

02

閉局要求電文

03

閉局回答電文

04

モード変更要求電文

05

モード変更回答電文

表D‒5 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

01

TTC区分エラー

10

電文区分エラー

11

相手センタ確認コードエラー

12

当方センタ確認コードエラー

13

サービス時間帯エラー

14

パスワードエラー

15

アプリケーションIDエラー

16

モードエラー

17

モード変更不可エラー

99

その他エラー

(3) エラー番号127〜131,140〜144およびメッセージID KDJZ00006-E,KDJZ00027-Eの詳細エラー番号

エラー番号127〜131,140〜144およびメッセージID KDJZ00006-E,KDJZ00027-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

表D‒6 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

10

開始要求電文

11

開始回答電文

12

終了要求電文

13

終了回答電文

14

再送要求電文

表D‒7 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

01

TTC区分エラー

10

電文区分エラー

11

ファイル名エラー

12

ファイルアクセスキーエラー

13

テキスト数エラー

14

レコード数エラー

15

レコード長エラー

16

二重ファイル伝送

17

ファイルなし

18

レコードIDエラー

19

データ圧縮IDエラー

99

その他エラー

(4) エラー番号22,23,32の詳細エラー番号

エラー番号22,23,32は,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D‒8 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

0001

相手局からの受信電文用メモリー確保時

0002

相手局への送信電文用メモリー確報時

0003

伝送管理用メモリー確保失敗

(5) エラー番号28,146およびメッセージID KDJZ00024-Eの詳細エラー番号

エラー番号28,146およびメッセージID KDJZ00024-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D‒9 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

0001

受信したデータ電文のTTC区分が '01'または'11'でない(TTC区分不正)

0002

受信したデータ電文のTTCテキストシーケンス番号が認識している番号と不一致(テキストシーケンス不一致)

0003

受信したデータの1テキストの長さが不正

0004

受信した圧縮データを解除するとテキスト長を超過

0005

可変長の受信時,受信した1レコードの長さが不正

0006

可変長の受信時,受信した1レコードの長さが0(ゼロ)

(6) エラー番号21,101〜113およびメッセージID KDJZ00007-Eの詳細エラー番号

エラー番号21,101〜113およびメッセージID KDJZ00007-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D‒10 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号

内容

0001

開局要求電文送信時

0002

開局回答電文送信時

0003

閉局要求電文送信時

0004

閉局回答電文送信時

0005

モード変更要求電文送信時

0006

モード変更回答電文送信時

0007

開始要求電文送信時

0008

開始回答電文送信時

0009

終了要求電文送信時

000a

終了回答電文送信時

000b

再送要求電文送信時

000c

論理ACK電文送信時

000d

データ電文送信時

0099

電文受信時