10.3.5 資料の採取方法
資料を採取するための採取ツールを用意しています。採取ツールを使用することで,採取の手間が軽減できます。
(1) 採取
採取ツールは,資料を指定したディレクトリに格納します。
採取ツールでは,次に示す資料を採取します。
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製品情報
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伝送情報定義ファイル
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「10.3.2 JP1/全銀TCPに関する情報」に示した資料
- ツール名:
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ztlogclct.sh
- パス:
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/opt/jp1_ztc/script
- 使用例
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ディレクトリ/home/ztcuser/ztc/collectに資料を格納します。
# /opt/jp1_ztc/script/ztlogclct.sh /home/ztcuser/ztc/collect
(2) アーカイブ
採取した資料を格納したディレクトリをアーカイブすると配布が容易です。アーカイブする場合は,tarコマンドを使用してください。
- 使用例
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採取資料を/home/ztcuser/ztc/ztcclct.tarにアーカイブします。
# cd /home/ztcuser/ztc
# tar cvfp ztcclct.tar ./collect
(3) 注意事項
採取ツールの実行は,スーパーユーザで行ってください。
採取ツールをカスタマイズしたい場合は,任意のディレクトリにコピーしてカスタマイズしてください。