コンパイルとリンク
JP1/全銀TCPのAPIを使用するには,ヘッダファイル"ztc.h"をインクルードし,ライブラリーをリンクさせる必要があります。
- 〈このページの構成〉
コンパイル・リンク方法
コンパイルとリンクの方法を次に示します。
- HP-UXの場合
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- 32ビット用ライブラリー(libztc.sl)のコンパイルとリンク
cc -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc
- 64ビット用ライブラリー(libztc64.so)のコンパイルとリンク
cc +DD64 -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc64
コンパイルオプションの詳細については,HP-UXのドキュメントを参照してください。
- AIXの場合
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- 32ビット用ライブラリー(libztc.so)のコンパイルとリンク
xlc -brtl -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc
- 64ビット用ライブラリー(libztc64.so)のコンパイルとリンク
xlc -q64 -brtl -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc64
コンパイルオプションの詳細については,AIXのドキュメントを参照してください。
- Linuxの場合
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- 32ビット用ライブラリー(libztc.so)のコンパイルとリンク
gcc -m32 -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc
- 64ビット用ライブラリー(libztc64.so)のコンパイルとリンク
gcc -I/opt/jp1_ztc/include -L/opt/jp1_ztc/lib ソースファイル名 -lztc64
コンパイルオプションの詳細については,Linuxのドキュメントを参照してください。
ライブラリー使用時の注意事項
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ライブラリーの関数は,マルチスレッドには対応していないため,マルチスレッド環境下でのユーザープログラムの動作については保証できません。
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Linuxの場合,次の環境変数にライブラリーのパスを指定してください。
- LD_LIBRARY_PATH
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(例)bashの場合
LD_LIBRARY_PATH=/opt/jp1_ztc/lib
export LD_LIBRARY_PATH
(例)cshの場合
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/jp1_ztc/lib