ztexec−伝送要求の登録−
形式
ztexec△1相手局ラベル名 [△1-b][△1-r]△1-f△0ファイルラベル名1 […△1-f△0ファイルラベル名99][△1-c△0サイクル番号][△1-H△0"変更する相手局情報"][△1-F△0"変更するファイル情報"]
機能
一次局としてファイルの伝送要求を登録し,ファイル伝送を実行します。JP1/全銀TCPでは,伝送要求を登録してからファイル伝送の完了をもって終了とする同期型と,伝送要求の登録だけをして終了とする非同期型があります。また,ファイルの再送(サイクル管理しているファイルを含む)や伝送情報定義の一部を変更して伝送要求を登録するなどの形態があります。
引数
相手局ラベル名(1〜32バイトの文字列)
相手局ラベル名を指定します。必ずztexecの第1引数として指定してください。
-b
同期型の伝送要求を登録します。ファイル伝送が完了するまでコマンドは終了しません。このオプションを省略したときは,非同期型の伝送要求を登録します。省略した場合は,伝送要求の登録が終わり次第,コマンドを終了します。
-r
再送要求電文を送信します。サイクル管理をしているファイルにこのオプションを指定する場合は,必ず-cオプションも指定してください。なお,このオプションを指定した場合,-fオプションは1個しか指定できません。また,ファイル送受信モードが受信モードであるファイルラベル名しか指定できません。
-f ファイルラベル名(1〜32バイトの文字列)
ファイルラベル名を指定します。このオプションは,1〜99個の範囲で指定できます。
-c サイクル番号(10進数で1〜99)
伝送済みのサイクル番号を指定します。このオプションは,サイクル管理をしているファイルだけに指定できます。なお,このオプションを指定した場合,-fオプションは1個しか指定できません。
-H "変更する相手局情報"
相手局情報の定義を一部変更して伝送する場合に,引数を「"(ダブルクォーテーション)」で囲んで指定します。このオプションを指定した場合,-fオプションは1個しか指定できません。
指定する際は,次のように入力してください。
[-remotecode△1相手センタ確認コード(16進14桁) △1当方センタ確認コード(16進14桁)] △1[-exec△1UAPパス(1〜255バイトの文字列) [△1UAP起動オプションのキーワード※…]] △1[-password△1開局要求パスワード(6文字または16進数12桁) [△1開局回答パスワード(6バイトの文字列または16進数12桁) △1閉局要求パスワード(6バイトの文字列または16進数12桁) △1閉局回答パスワード(6バイトの文字列または16進数12桁)]] △1[-ipaddr△1相手局IPアドレス(1〜255バイトの文字列でIPアドレスまたはホスト名)] △1[-textackcnt△1テキスト連続送受信回数(10進数0〜15)] △1[-protocolname△1{zgnc|zgnp|ZGNC|ZGNP}] /*プロトコル*/
- 注※
-
UAP起動オプションのキーワードは,次の表を参照してください。
- 注※1
-
ファイル伝送初期の,送信か受信かが特定できない状態を指します。
- 注※2
-
相手局情報の定義で指定した形式の文字列で出力されます。
- 注※3
-
プログラムには,「YYYY/MM/DD」と「hh:mm:ss」の2つの引数が渡されます。
-F "変更するファイル情報"
ファイル情報の定義を一部変更して伝送する場合に,引数を「"(ダブルクォーテーション)」で囲んで指定します。このオプションを指定した場合,-fオプションは1個しか指定できません。
指定する際は,次のように入力してください。
[-mode△1{snd|rcv|SND|RCV}]/*ファイル送受信モード*/ △1[-exec△1UAPパス(パス名 1〜255バイトの文字列) [△1UAP起動オプションのキーワード※…]] △1[-filemode△1{a|w|A|W}]/*受信ファイル書き込みモード*/ △1[-realfilename△1実ファイル名(パス名1〜255バイトの文字列)] △1[-transfilename△1伝送ファイル名(12バイトの文字列または16進数24桁)] △1[-accesskey△1開始要求アクセスキー(6バイトの文字列または16進数12桁) [△1開始回答アクセスキー(6バイトの文字列または16進数12桁) △1終了要求アクセスキー(6バイトの文字列または16進数12桁) △1終了回答アクセスキー(6バイトの文字列または16進数12桁) △1再送要求アクセスキー(6バイトの文字列または16進数12桁)]] △1[-recordtype△1{fix|flex|FIX|FLEX}]/*ファイルレコード形式*/ △1[-recordlen△1レコード長(10進数1〜32767)] △1[-maxtextlen△1最大伝送テキスト長(10進数7〜43700)] △1[-compmode△1{true|false|TRUE|FALSE}]/*圧縮モード*/ △1[-divide△1{区切り文字(16進数2桁)|auto|AUTO}△1{r|n|R|N}] △1[-nullfile△1{ok|ng|OK|NG}]/*0件ファイル*/ △1[-subtransfilename△1ファイル名補助情報(17バイトの文字列または16進数34桁)]
- 注※
-
UAP起動オプションのキーワードは,次の表を参照してください。
- 注※1
-
ファイル情報の定義で指定した形式の文字列で出力されます。
- 注※2
-
相手局情報の定義で指定した形式の文字列で出力されます。
- 注※3
-
プログラムには,「YYYY/MM/DD」と「hh:mm:ss」の2つの引数が渡されます。
注意事項
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使用しているシステムのコマンド入力文字数の上限値(1,023バイト)を超えた値は指定できません。また,0件データの扱いがNG指定の場合,このコマンドで0件ファイルのファイルラベル名を指定しても,以降に指定したファイルラベル名のデータは伝送されません。
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再送電文送信モードを指定しているファイルラベルに対して,伝送情報定義の一部を変更して伝送要求を登録した場合,登録自体はエラーになりませんが再送電文送信モードは使用できません。
使用例
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相手局remotehost1に対し,非同期伝送でsendfile1とsendfile2を伝送する場合
ztexec remotehost1 -f sendfile1 -f sendfile2
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非同期伝送でremotehost1の相手局IPアドレスを変更した相手局に,sendfile1の圧縮モードを変更して伝送する場合
ztexec remotehost1 -sendfile1 -H "-ipaddr bbb" -F "-compmode FALSE"