ztchgen−伝送情報定義の変更−
形式
ztchgen△1{-i△0追加情報ファイル名 |-e△0変更情報ファイル名 |-d△0削除情報ファイル名} [-t]
機能
登録済みの伝送情報定義の内容を変更する場合に,追加情報,変更情報,削除情報を定義したファイルを登録し,伝送情報定義に反映させるコマンドです。また,追加情報,変更情報,削除情報を定義したファイルの文法チェックだけ実行することもできます。このコマンドを実行すると,変更した情報に該当の二重伝送およびサイクル番号管理情報が初期化されます。
引数
-i 追加情報ファイル名(1〜255バイトの文字列)
追加情報を定義したファイルの文法をチェックし,エラーがなければ伝送情報定義ファイルに追加します。
-e 変更情報ファイル名(1〜255バイトの文字列)
変更情報を定義したファイルの文法をチェックし,エラーがなければ伝送情報定義ファイルを変更します。
-d 削除情報ファイル名(1〜255バイトの文字列)
削除情報を定義したファイルの文法をチェックし,エラーがなければ伝送情報定義ファイルから削除します。
-t
追加情報,変更情報,削除情報を定義したファイルの文法チェックだけをします。
注意事項
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伝送サーバの起動中には変更情報を登録できません。
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変更履歴は確認できません。追加情報ファイル,変更情報ファイル,削除情報ファイルは,ユーザー側で管理してください。
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追加情報,変更情報,削除情報を定義したファイルの文法チェックで誤りがあり,かつその行番号が特定できる場合は,エラーメッセージの先頭に行番号が表示されます。
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-eオプションを指定する場合,次の伝送情報定義のラベル名は変更できません。
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自局回線情報(local_line_define文)の自局回線ラベル名
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相手局情報(remote_host_define文)の相手局ラベル名
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ファイル情報(remote_file_define文)のファイルラベル名
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関係情報(relation_define文)の相手局ラベル名
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-dオプションを指定する場合,相手局情報の定義を削除すると,削除された相手局情報に関連づけされている関係情報の定義も削除されます。
使用例
伝送情報定義ファイルに,ファイルzgntcp_chconfig_fileの内容を追加登録する場合
ztchgen -i zgntcp_chconfig_file