付録C.3 10-51での変更内容
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ジョブ強制終了時にユーザー固有の後処理を実行できるようにした。
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UNIX互換コマンドでwhoコマンド(スクリプト形式)を使用できるようにした。また,chmodコマンドとsuコマンドのサンプルスクリプトファイルのファイル名を変更した【Windows限定】。
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次に示すUNIX互換コマンドを使用できるようにした。
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dirname
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expand
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getopt
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stat
また,次に示すUNIX互換コマンドにオプションを追加した。
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cut
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date
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diff
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expr
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ls
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ジョブ実行時にスプールジョブディレクトリが作成されない設定ができるようにした(スプールジョブ作成抑止機能)。これに伴って次の環境設定パラメーターを追加した。
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SPOOLJOB_CREATEパラメーター
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AIXおよびHP-UXで,文字コードUTF-8を使用できるようにした。
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次に示すUNIX互換コマンドに,ロングオプション形式のオプションを使用できるようにした。
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cut
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date
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diff
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ls
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CHILDJOB_SHEBANGパラメーターのデフォルト定義に合致するジョブ定義スクリプトを子孫ジョブとして実行できるようにした。これに関連して次の機能を追加した。
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JOBLOG_SUPPRESS_MSGパラメーターの抑止対象メッセージに,子孫ジョブ関連のメッセージを追加した。
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サンプルスクリプトファイルの実行方法を関数形式から子孫ジョブ形式へ変更した。
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出力するメッセージの種類を最小限に抑止できる出力モード(最小出力モード)を追加した。これに伴って次の環境設定パラメーターにオペランドを追加した。
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OUTPUT_MODE_CHILDパラメーター
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OUTPUT_MODE_ROOTパラメーター
また,次のコマンドにオプションを追加した。
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adshexecコマンド
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adshscripttoolコマンド
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配列の添え字の上限数を1,023から65,535へ変更した。
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ジョブを実行するadshexecコマンドに,シェルを直接記述できるようにした。
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【Windows限定】環境変数名に小文字を使用できるようにした。これに伴って次の環境設定パラメーターを追加した。
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VAR_ENV_NAME_LOWERCASEパラメーター
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変数置換で部分文字列展開できるようにした。
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複数の配列要素を一度に作成する指定方法を追加した。
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ジョブが実行中の関数の情報を配列(関数情報配列)へ格納できるようにした。これに伴って次の環境設定パラメーターを追加した。
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VAR_SHELL_FUNCINFOパラメーター
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変数の値の文字列長および配列の要素数への変数置換の書式で,置換される変数値の長さの単位を指定できるようにした。これに伴って次の環境設定パラメーターを追加した。
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VAR_SHELL_GETLENGTHパラメーター
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adshscripttoolコマンドの-rオプションにジョブ内容を直接指定した場合に,ジョブ定義スクリプトファイル名として出力される内容を変更した。
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メッセージを追加した。
KNAX0235-E,KNAX0474-E,KNAX1880-E,KNAX6058-E,KNAX6072-E,KNAX6097-E,KNAX6385-E,KNAX6718-I,KNAX7073-I,KNAX7128-E
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メッセージの説明を変更した。
KNAX0411-E,KNAX0441-E,KNAX0445-E,KNAX0449-E,KNAX1873-E,KNAX5407-E,KNAX6007-E,KNAX6008-E,KNAX6022-E,KNAX6226-E,KNAX6241-E,KNAX6382-I,KNAX6710-I,KNAX6997-E,KNAX7450-I,KNAX7451-I,KNAX7901-I,KNAX7902-I
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メッセージテキストを変更した。
KNAX9000-E,KNAX9001-E
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用語解説に「トラップアクション」の説明を追加した。