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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


9.3.33 unsetコマンド(変数の値と属性の設定を解除する)

形式

unset [-f] namename ...]

機能

変数および関数の設定を解除します。nameに指定された変数の設定を解除します。nameは複数指定できます。-fオプションを指定し実行した場合,nameを関数名として扱い,関数の定義を解除します。

引数

-f

nameを関数名として扱い,関数の定義を解除します。

name

対象となる変数名または関数名を指定します。nameに配列名も指定できます。

nameに配列名を指定した場合,配列を構成する全要素の設定を解除します。1つの要素の設定だけを解除する場合は,「配列名[要素番号]」または「配列名[要素番号][要素番号]」をnameに指定します。

配列要素番号には配列要素番号を示す数値のほか,@および*を指定できます。指定の組み合わせによるunset対象範囲については,「(3) 配列の値の参照」を参照してください。

nameに指定した変数の属性が読み取り専用の場合,エラー終了します。未定義の変数名および関数名をnameに指定し実行すると,エラー終了します。

終了コード

終了コード

意味

0

正常終了

1

エラー終了。またはnameに指定した名称のどれかが変数,もしくは関数として定義されていません。

注意事項

使用例