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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


8.5.5 suコマンド(ジョブ定義スクリプトに記述されているsuコマンドの指定を無効にする)

形式

su [-] [ユーザー名] [引数...]

このコマンドはサンプルスクリプトファイルscript_0を基に作成します。作成手順については「(2) スクリプト形式のUNIX互換コマンドを使うための準備【Windows限定】」を参照してください。

機能

ジョブ定義スクリプトに記述されているすべてのsuコマンドとその引数の指定を無効にします。このコマンドを実行すると,常に終了コード0で正常終了します。

UNIXでsuコマンドを使ってサブシステムの起動・停止を実行していたジョブ定義スクリプトをWindowsに移行したあと,Windowsでは別のシステムを利用してサブシステムの起動・停止を実行する運用としたときなどに,ジョブ定義スクリプトに記述されているsuコマンドの処理が不要になる場合があります。このような場合,このコマンドを使用することで,ジョブ定義スクリプトのすべてのsuコマンドの定義を無効にできるため,UNIXからWindowsに移行してきたジョブ定義スクリプトの修正が不要になります。

引数

-

指定を無視します。

ユーザー名

指定を無視します。

引数

指定を無視します。

終了コード

終了コード

意味

0

正常終了

注意事項

使用例

ジョブ定義スクリプトの定義例を次に示します。サンプルスクリプトファイルscript_0を基にsuコマンドが作成されていることを前提とします。