7.1 環境ファイルの記述形式
環境ファイルで設定するパラメーターの記述形式について説明します。
パラメーターには次の種類があります。
パラメーターの種類 |
定義内容 |
---|---|
環境設定パラメーター |
終了コード,カバレージ,システム実行ログ,ディレクトリのパスなどを定義します。 |
exportパラメーター |
環境変数を定義します。 |
条件パラメーター |
物理ホストまたは特定の論理ホストだけで有効とする環境設定パラメーターおよびexportパラメーターを指定します。 |
環境ファイルの1行の長さは,コメントや区切り文字も含めて4,092バイト以内としてください。4,092バイトを超えると解析エラーとなります。また,環境ファイルには,コメント内も含めて&(アンパーサンド)を記載しないでください。
環境ファイルで設定するパラメーターは,次の点に注意してください。
行の途中にNULL("0x00"またはC言語での"\0")が混入している場合,ジョブコントローラはその行でNULLが現れる部分までを1行と見なします。その行でNULLのあとにほかの文字列があっても無視されます。不正な実行結果や実行時エラーの要因となるため,NULLを記述しないようにしてください。
環境ファイルのエンコーディングと,ジョブ定義スクリプトを実行する環境のLANG環境変数の値は一致させてください。
#の後ろが"-adsh_conf△1"でない場合は,コメントになります。
- 〈この節の構成〉