4.7.6 変数ウィンドウ
デバッグ実行時に変数名と変数値を表示します。
(1) 変数名エリア
現在実行中のジョブ定義スクリプトで定義されている変数名が表示されます。
(2) 変数値エリア
変数の値が表示されます。読み込み専用属性の場合は淡色表示になります。
(3) カテゴリエリア
変数のカテゴリを表示します。次に示す文字列を表示します。
-
シェル変数
「エクスポート属性が付いている変数(環境変数)と配列」以外の変数を表示します。
-
配列
配列を表示します。配列カテゴリの下には,配列名をカテゴリ名として表示します。
-
環境変数
エクスポート属性が付いている変数(環境変数)を表示します。
(4) 説明エリア
選択された変数の属性を表示します。次に示す文字列を表示します。
斜体は可変文字列です。
-
変数名:変数名
配列の場合は,配列名称と添え字を合わせて表示します。配列以外は変数名をそのまま表示します。
-
環境変数
エクスポートされている変数の場合に表示します。
-
整数型
typeset -iで指定された変数の場合に表示します。変数値エリアで,整数値以外を指定することができません。
-
文字列型
typeset -iで指定されていない変数の場合に表示します。
-
ステップローカル属性
スクリプト拡張コマンドの#-adsh_step_startコマンドのstepVar属性に指定したシェル変数の場合に表示します。
-
読み込み専用属性
読み込み専用の変数の場合に表示します。
-
パス変換属性
パス変換が有効な場合に,パス変換の対象となる変数の場合に表示します。
(5) 変数ウィンドウの操作
変数値をダブルクリックすると,変数の値を編集することができます。