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JP1 Version 11 ョブ管理 基本ガイド(スクリプト言語編)


4.3.2 Ctrl+Cなどの操作に関する注意事項(Linuxの場合)

非端末入力モードでジョブを実行した場合,ルートジョブ,子孫ジョブ,およびほかに起動した外部コマンドを「Ctrl+C」や「Ctrl+\」などの操作で一度に強制終了させることができないときがあります。これらのジョブおよびコマンドを一度にすべて強制終了させたいときは,ログインシェル直下のルートジョブに対して,killコマンドでSIGTERMなどの終了要求シグナルを送信してください。

注※

非端末入力モードでジョブを実行した場合,adshexecコマンドのプロセスとその子プロセスとは,別々のプロセスグループになります。そのため,ログインシェルからジョブを実行中に「Ctrl+C」や「Ctrl+\」などの操作を実行した場合,現在フォアグラウンドにいるプロセスグループに対してだけ,SIGINTやSIGQUITが送られます。

シグナルを受信したジョブの子孫プロセスとして動作するジョブおよび外部コマンドは強制終了されますが,親プロセスやそれより上位のプロセスとして動作するジョブおよび外部コマンドは強制終了されません。