2.2 環境変数を設定する
JP1/Advanced Shellで使用できる環境変数を次の表に示します。
- 注意事項
JP1/Advanced Shellでは,名称がADSHから始まるシェル変数・環境変数を設定・参照しています。このため,このマニュアルに記載されている使用目的以外では,名称がADSHから始まるシェル変数・環境変数は使用しないでください。
環境変数名 |
設定する内容 |
値が自動的に設定される場合の設定時期 |
値の設定可否 |
---|---|---|---|
ADSH_ENV |
ジョブ環境ファイルのファイル名。 |
カスタムジョブで起動した場合のジョブ開始時 |
可※ |
ADSH_JOBRC_FATAL |
構文エラーなど,ジョブを続行できない致命的なエラーが発生した場合のジョブの終了コード。 設定方法については「(1) 環境変数ADSH_JOBRC_FATAL(ジョブ続行不可エラー発生時の終了コードを設定する)」を参照してください。 |
(自動的には設定されない) |
可※ |
AJS_BJEX_STOP |
JP1/AJSからの強制終了で使用するインターフェース。PCジョブやUNIXジョブでJP1/Advanced Shellのバッチジョブを定義する場合は,この環境変数を定義する必要がある。OSの設定で定義するのではなく,PCジョブやUNIXジョブの定義で定義すること。 |
カスタムジョブで起動した場合のジョブ開始時 |
可(TERMだけ設定可能) |
- 注※
ジョブ定義スクリプトファイルや環境ファイルで設定した場合,その指定は,ジョブ定義スクリプトから起動する子孫ジョブやルートジョブにだけ有効となります。
環境変数の詳細については,マニュアル「JP1/Advanced Shell」の「環境変数を設定する」の説明を参照してください。