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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant


2.2.3 変更機能

変更機能とは,既存ユニットの特定の情報を対象に,マネージャーホストの定義情報を変更する機能です。

変更機能では,操作対象のユニット名,上位ユニット完全名およびユニット種別と変更個所だけを指定します。変更個所(変更する情報を入力したセル)には,[F2]キーを押してマーキングする必要があります。マーキングされていない状態で変更機能を使用したエクスポートを実行しても反映されません。

なお,マーキングしたセルからマーキングを外したい場合は,[F3]キーを押してマーキングを外してください。ほかの定義情報を指定する必要はありません。

変更機能実行時の定義情報管理テンプレートを次の図に示します。

図2‒6 変更機能実行時の定義情報管理テンプレート

[図データ]

変更機能は,対象のユニットが実行中の場合でも実行できます。ただし,「先行」を変更する場合は実行できません。対象ユニットをサスペンド状態にする必要があります。

なお,「ユニット定義情報部」の定義項目,ユニット共通属性情報の「種別」,ジョブグループ定義情報の「ジョブグループ種別」,「その他の定義情報部」の定義項目,および「最終更新日時情報部」の項目には変更機能を使えません。

また,カスタムジョブやオペレーションジョブにも変更機能を使えません。「カスタムジョブ定義情報部」の定義項目は,[F2]キーを押してセルをマーキングすることもできません。カスタムジョブやオペレーションジョブの変更には,単独定義機能を使用してください。

関連線に変更機能を使用する場合,関連線の接続と解除はできますが,既存の関連線の接続種別は変更できません。接続種別を変更する場合は,関連線を解除したあとで定義したい接続種別を指定して定義してください。

リモートジョブネットに対して「参照先ホスト名」を指定しないでください。リモートジョブネットに「参照先ホスト名」を指定して変更機能を実行すると,指定したホスト名が「実行先マネージャー」に設定されます。