2.1 メールシステムとの連携の概要
JP1/AJS3は,メール送信ジョブを定義することで,ジョブとしてメールを送信できます。また,メール受信監視ジョブを定義することで,条件に一致するメールを受信したというイベントを検知できます。
メールシステム連携を使ってできることを次に示します。
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特定の条件に一致するメールの受信を契機としてジョブを実行する。
この場合,メール受信監視ジョブを定義し,その後続に,実行させたいジョブを定義します。
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受信したメールの情報の一部を後続ジョブで使う。
この場合,メール受信監視ジョブと後続ジョブに,情報の引き継ぎを定義しておきます。
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ジョブが異常終了したら,異常を通知するために管理者へメールを送信する。
この場合,ジョブの後続にメール送信ジョブをリカバリージョブとして定義します。