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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


6.6.1 API構成要素の一覧

API,リソース,オブジェクト,および定数の一覧を示します。

〈この項の構成〉

(1) API一覧

使用できるAPIの一覧を次の表に示します。

表6‒12 API一覧

項番

分類

API

説明

API種別

参照先

1

ユニット情報の取得

ユニット一覧の取得

指定したユニット,またはユニット配下のジョブグループ,ジョブネット,およびジョブの情報を取得します。

SC-004

7.1.1

2

ユニット情報の取得

指定したユニットの情報を取得します。

SC-007

7.1.2

3

実行結果詳細の取得

実行が終了したジョブの,実行結果詳細を取得します。

SC-010

7.1.3

4

ジョブネットの実行登録および実行登録解除

計画実行登録

指定したジョブネットを計画実行登録します。

SC-017

7.1.4

5

確定実行登録

指定したジョブネットを確定実行登録します。

SC-018

7.1.5

6

即時実行登録

指定したジョブネットを即時実行登録します。

SC-019

7.1.6

7

登録解除

指定した実行登録中のジョブネットの実行登録を解除します。

SC-020

7.1.7

8

ユニットの操作

保留属性変更

指定したジョブネットやジョブの保留属性を変更します。

SC-012

7.1.8

9

遅延監視変更

指定した実行登録済みのジョブネットの遅延監視の設定を,一時的に変更します。

SC-024

7.1.9

10

ジョブ状態変更

指定したジョブの状態を変更します。

SC-025

7.1.10

11

計画一時変更(日時変更)

指定した実行登録済みのジョブネットの実行開始予定日時を,一時的に変更します。

SC-026

7.1.11

12

計画一時変更(即時実行)

指定した実行登録済みのジョブネットの実行スケジュールを一時的に変更し,即時実行します。

SC-027

7.1.12

13

計画一時変更(実行中止)

指定した実行登録済みのジョブネットの実行スケジュールを一時的に変更し,実行を中止します。

SC-028

7.1.13

14

計画一時変更(変更解除)

ユニットの実行スケジュールの一時的な変更を解除し,変更前の情報に戻します。

SC-029

7.1.14

15

中断

指定した実行中のルートジョブネットを中断します。

SC-030

7.1.15

16

強制終了

指定した実行中のジョブおよびルートジョブネットを強制終了します。

SC-031

7.1.16

17

再実行

指定したジョブネットやジョブを再実行します。

SC-032

7.1.17

18

その他

バージョン情報の取得

製品のバージョン情報を取得します。

OT-003

7.1.18

19

JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンの取得

接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンを取得します。

OT-005

7.1.19

(2) リソース一覧

使用できるリソースの一覧を次の表に示します。

表6‒13 リソース一覧

項番

リソース

説明

参照先

1

ステータス監視のリソース

ステータス監視をするためのユニットや世代の情報を表します。ステータス監視のリソースは,次のオブジェクトを含みます。

  • ユニット定義情報

  • ステータス情報

  • リリース情報

7.2.1

2

ユニット定義のリソース

ユニット定義のリソースを表します。このリソースはジョブネットを実行登録するAPIなどで指定します。

なし

(3) オブジェクト一覧

使用できるオブジェクトの一覧を次の表に示します。

表6‒14 オブジェクト一覧

項番

オブジェクト

説明

参照先

1

ユニット定義情報

ユニット名やユニット種別などのユニット定義情報を表します。

7.3.1

2

ステータス情報

開始日時や状態などの,ユニットのステータス情報を表します。

7.3.2

3

リリース情報

リリース日時やリリースIDなどの,ユニットのリリース情報を表します。

7.3.3

4

起動条件パラメーター

起動条件の回数や時間などの設定値を表します。

7.3.4

5

マクロ変数

マクロ変数名と引き継ぎ情報を表します。

7.3.5

(4) 定数一覧

使用できる定数の一覧を次の表に示します。

表6‒15 定数一覧

項番

分類

定数

説明

参照先

1

各種API共通で使用する定数

DateType

開始終了日時の指定種別を表します。

7.4.1

2

ユニット一覧の取得APIで使用する定数

LowerType

指定したユニット配下のユニットの取得方法を表します。

7.4.2

3

SearchTargetType

取得対象のユニットの範囲を表します。

4

MatchMethods

文字列の比較方法を表します。

5

UnitType

ユニット種別を表します。

6

GenerationType

世代の取得方法を表します。

7

UnitStatus

ユニット状態を表します。

8

DelayType

開始遅延または終了遅延の指定有無を表します。

9

HoldPlan

保留予定の有無を表します。

10

ReleaseInfoSearchMethods

リリース情報の取得方法を表します。

11

実行登録APIで使用する定数

PlannedTimePassedType

スケジューラーサービス起動時および実行登録時に予定時刻を超過していたユニットの実行のタイミングを表します。

7.4.3

12

ユニット定義情報のオブジェクトで使用する定数

Type

ユニットの種別を表します。

7.4.4

13

RegisterStatus

ユニットの登録状態を表します。

14

ステータス情報のオブジェクトで使用する定数

Status

ユニットの状態を表します。

7.4.5

15

DelayStart

開始遅延の有無を表します。

16

DelayEnd

終了遅延の有無を表します。

17

ChangeType

計画一時変更の有無を表します。

18

HoldAttr

保留属性を表します。

19

HoldPlan

保留予定の有無を表します。

20

ExecutionType

登録種別を表します。

21

StatusInSummary

サマリー(ステータスの区分と遅延の有無)を表します。

22

TimeType

起動条件の有効範囲の時間種別を表します。

23

JobnetDelayMonitorType

ジョブネットの遅延監視方法を表します。

24

TimeRequiredForExecutionType

ジョブネットの実行所要時間による終了遅延の監視の有無を表します。

25

リリース情報のオジェクトで使用する定数

ReleaseStatus

リリース状態を表します。

7.4.6

26

起動条件パラメーターのオブジェクトで使用する定数

TimeType

起動条件の有効範囲の時間の種別を表します。

7.4.7

27

保留属性変更で使用する定数

ChangeHoldAttr

保留属性の変更を表します。

7.4.8(1)

28

計画一時変更で使用する定数

ChangeStartTimeType

計画一時変更するときの,実行開始日時の種類を表します。

7.4.9(1)

29

ChangePushedAheadType

計画一時変更するときの,前倒しの動作を表します。

7.4.9(2)

30

ChangeLowerType

計画一時変更するとき,配下のジョブネットの開始日時をずらすかどうかを表します。

7.4.9(3)

31

再実行で使用する定数

RootRerunType

ルートジョブネットを再実行する方法を表します。

7.4.10(1)

32

RerunType

ネストジョブネットまたはジョブを再実行する方法を表します。

7.4.10(2)

33

RerunOption

再実行のオプションを表します。

7.4.10(3)

34

遅延監視変更で使用する定数

DelayMonitorType

ジョブネットの遅延監視方法を表します。

7.4.11(1)

35

MonitoringJobnetType

ジョブネットの実行所要時間による終了遅延の監視方法を表します。

7.4.11(2)

36

ジョブ状態変更で使用する定数

ChangeStatus

ジョブの変更後の状態を表します。

7.4.12(1)