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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


7.1.19 JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンの取得API

接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルのバージョンを取得します。

プロトコルのバージョンとは,接続先JP1/AJS3 - Managerの通信インターフェースのバージョンを表す値です。

このAPIは,次の表に示すAPIまたはパラメーターを指定するときの,接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンの判定に使用します。詳細については,各APIまたはパラメーターの説明を参照してください。

APIまたはパラメーター

参照先

計画実行登録APIの次のパラメーター

  • holding

7.1.4 計画実行登録API

確定実行登録APIの次のパラメーター

  • holding

  • passedDaemonStarts

7.1.5 確定実行登録API

このAPIは,JP1/AJS3 - Web Consoleのバージョンが11-10以降のときに使用できます。バージョン情報の取得APIの戻り値(productVersionNumber)が111000以上であることを確認して,使用してください。

実行権限

なし

リクエストの形式
リクエスト行
GET /application/component/apiVersion/protocolVersion?query httpVersion
APIのバージョン

v1

リソースを一意に識別する情報

なし

パラメーター

query」に指定するパラメーターを次の表に示します。

表7‒19 JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンの取得APIのパラメーター一覧

パラメーター

データ型

値の説明

必須・任意

manager

string

マネージャーホスト名またはIPアドレスを,1〜255バイトの文字列で指定します。

必須

ステータスコード

レスポンスで返却するステータスコードを次の表に示します。

ステータスコード

メッセージ

説明

200

OK

接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンの取得が成功しました。

400

Bad Request

クエリ文字列が不正です。

401

Unauthorized

認証が必要です。

404

Not found

リソースにアクセスする権限がありません。または,リソースがありません。

412

Precondition failed

Web Consoleサーバが利用できません。

500

Server-side error

Web Consoleサーバ処理エラーが発生しました。

レスポンスの形式
レスポンスのメッセージボディ
{
  "protocolVersionNumber":接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョン
}
戻り値

ステータスコードが「200」の場合,次の情報を返却します。

メンバー

データ型

説明

protocolVersionNumber

int

接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルのバージョンを,数値で返却します。

使用例

接続先JP1/AJS3 - Managerのプロトコルバージョンを取得するAPIの使用例を次に示します。

リクエストの例
GET /ajs/api/v1/protocolVersion?manager=HOSTM HTTP/1.1
Host: HOSTW:22252
Accept-Language: ja
X-AJS-Authorization: dXNlcjpwYXNzd29yZA==
レスポンスの例
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/json
Cache-Control: no-store, no-cache, max-age=0
Date: Mon, 08 Aug 2016 09:39:28 GMT
Expires: Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT
Pragma: no-cache
Server: Cosminexus HTTP Server
 
{
  "protocolVersionNumber":1110
}