21.5.2 ジョブ配信遅延の軽減機能を無効にする手順
有効にしたジョブ配信遅延の軽減機能を無効にする手順について説明します。
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JP1/AJS3サービスを停止する。
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UNIXの場合,ajsshmdelコマンドを実行する。
ajsshmdelコマンドのパスは「/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel」です。実行例を次に示します。
- shの場合
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/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel > /dev/null 2>&1
- cshの場合
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/opt/jp1ajs2/bin/ajsshmdel >&/dev/null
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ジョブ配信遅延の軽減機能を無効にする。
次のコマンドを実行して,環境設定パラメーターAGMMONITORINGにnoを設定します。
jajs_config -k "[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJS2\HOST\AGENTMONITOR]" "AGMMONITORING"="no"
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JP1/AJS3用起動プロセス定義ファイル(jp1ajs_hstd.conf)をテキストエディターで開く。
JP1/AJS3用起動プロセス定義ファイルを編集して,ajsagtmondプロセスの起動を抑止します。JP1/AJS3用起動プロセス定義ファイルおよびモデルファイル(jp1ajs_hstd.conf.model)の格納先を次に示します。
- 物理ホストの場合(Windowsのとき)
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JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\conf
- 物理ホストの場合(UNIXのとき)
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/etc/opt/jp1ajs2/conf
- 論理ホストの場合(Windowsのとき)
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共有フォルダ\conf
- 論理ホストの場合(UNIXのとき)
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共有ディレクトリ/conf
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ajsagtmondプロセスの定義を削除する。
次の行を削除します。
- Windowsの場合
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agentmon|ajsagtmond.exe|||1800|
- UNIXの場合
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ajsagtmond|/opt/jp1ajs2/bin/ajsagtmond|||1800|
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JP1/AJS3用起動プロセス定義ファイルを保存して閉じる。
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JP1/AJS3サービスを起動する。