6.6.2 JP1/AJS3のデータベース構成を標準構成(ISAMレス構成)にする設定
JP1/AJS3のデータベース構成を,標準構成から標準構成(ISAMレス構成)にできます。JP1/AJS3 - Managerの新規インストール時,データベース構成は標準構成で,標準構成(ISAMレス構成)ではありません。
データベース構成を標準構成(ISAMレス構成)にするには,サービス構成ファイル格納フォルダに格納されているjp1ajs_hstd.confファイルを編集します。
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キューレスジョブ実行環境の設定やスケジューラーの状態監視の設定時にjp1ajs_hstd.confファイルを更新している場合
jp1ajs_hstd.confファイルのバックアップを作成して,jp1ajs_hstd.confファイルの次の行を削除してください。
submitqueue|jpqman.exe|||1800|
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上記以外の場合
jp1ajs_hstd.confファイルのバックアップファイルを作成したあと,jp1ajs_hstd.confファイルを削除してください。そのあと,jp1ajs_hstd.conf.isamless.modelファイルをコピーして,ファイル名を「jp1ajs_hstd.conf」に変更してください。また,JP1/AJS3サービスのアカウントで読み込みができる権限を与えてください。
データベース構成を標準構成に戻すには,バックアップファイルをjp1ajs_hstd.confに上書きコピーしてください。また,JP1/AJS3サービスのアカウントで読み込みができる権限を与えてください。
サービス構成ファイル格納フォルダは,物理ホスト環境では「JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ\conf」,論理ホスト環境では「jajs_setup_clusterコマンドで指定した共有ディスク上のファイルフォルダ\jp1ajs2\conf」です。
- 注意事項
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データベース構成を標準構成(ISAMレス構成)にした場合,一部の機能が使用できなくなります。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 1.4 JP1/AJS3のデータベース構成の種類」を参照してください。