3.1.4 ジョブフローの作成方法
ジョブフローは,JP1/AJS3 - Viewの[ジョブネットエディタ]ウィンドウで簡単に作成できます。
[ジョブネットエディタ]ウィンドウでは,関連線と呼ばれる矢印でジョブ同士をつなぐだけで,簡単にジョブフローを作成できます。JP1/AJS3 - Viewの操作については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 5. ジョブネットの定義」を参照してください。
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なお,ジョブの実行順序や形態によっていろいろなジョブフローが作成できます。ジョブフローの作成例を次に示します。
(1) 処理の経路が一つだけある場合
Job1,Job2,Job3という三つのジョブに順序性があり,処理の経路が一とおりだけある場合のジョブフローの作成例を次の図に示します。
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(2) 処理の経路が複数ある場合
処理の経路が複数ある場合のジョブフローの作成例を次の図に示します。
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この場合,JobAが実行されると,「JobA−JobB−JobC」というパスと「JobA−JobD−JobE」というパスの二つに処理が分岐されることになります。
(3) ネストジョブネットを使った例
ジョブフローにジョブネットを組み込むこともできます。ネストジョブネットの使用例を次に示します。
- ジョブネットを入れ子にする
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ジョブフローに別のジョブネットを組み込む場合の例を,次の図に示します。
図3‒20 ネストジョブネットの使用例 この場合,JobAの実行が終了したら,Jobnet1に定義されているジョブが実行され,Jobnet1の処理が終了したらJobBが実行されます。
- 複数のジョブをまとめる
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複数のジョブをネストジョブネットとしてまとめた場合の例を,次の図に示します。
図3‒21 複数のジョブをネストジョブネットとしてまとめた場合の例 - 二つの経路を一つにまとめる
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ネストジョブネットを使って,二つの経路を一つにまとめることができます。
「日次処理1−日次処理2」と,「日次処理1−月次処理−日次処理2」という二つのパスを一つのフローにまとめる例を,次の図に示します。
図3‒22 ジョブネットのフロー化 「日次処理1」および「日次処理2」は毎日実行され,「月次処理」は月に一度だけ実行される場合,JP1/AJS3ではその日に実行予定のないジョブネットをスキップして実行するため,一つのパスにまとめることができます。
(4) 異なるジョブネット間のジョブ同士を順序づけたい場合
JP1/AJS3では,異なるジョブネット間のジョブ同士を関連線で順序づけることはできません。異なるジョブネット間のジョブ同士を順序づけたい場合は,次のどれかの方法でジョブフローを作成します。
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ジョブネットを分割する
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ジョブネットを統合する
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ジョブネットコネクタを使用する
ジョブネットコネクタの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.4 ジョブネットコネクタを使用したルートジョブネットの実行順序制御」を参照してください。
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待ち合わせ条件の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。
異なるジョブネット間のジョブ同士を順序づける例を,次の図に示します。
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