4.2.10 ターミナル切断部品
機能
ターミナル接続部品で接続した操作対象の機器との接続を切断できます。
実行時の前提条件
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JP1/AOサーバとの通信に使用できるプロトコルは,ターミナル接続部品のプロパティ「protocol」で指定されたプロトコルとなります。詳細については,「4.2.8 ターミナル接続部品」のプロパティ「protocol」の説明を参照してください。
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エージェントレス接続先として使用できる操作対象の機器については,「付録A.1(3) エージェントレス接続先として使用できる操作対象の機器」を参照してください。
注意事項
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部品の実行中にタスクを実行停止した場合は,ターミナル切断部品の処理が完了してからタスクの状態が「失敗」または「正常終了」になります。部品の実行が終了したときのステップおよびタスクの状態は,ステップの戻り値および後続ステップ実行条件によって決まります。後続ステップ実行条件は,[ステップ作成]ダイアログボックスまたは[ステップ編集]ダイアログボックスで設定できます。
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部品の実行中にタスクを強制停止した場合は,標準出力の読み込みおよびプロンプトの検出処理が中断され,タスクの状態が「失敗」になります。その後,セッションおよびトークンは破棄されます。なお,[タスク]画面の[フロー]エリアに表示されるステップの戻り値は,80になります。タスクログに出力される戻り値は,強制停止したタイミングによって異なります。
バージョン
01.02.01
タグ
Terminal
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常に終了した。すでに切断されていた場合も,正常終了となる。 |
65 |
JP1/AOサーバとの接続に失敗した。例えば,部品実行中にJP1/AOサーバが停止された場合が該当する。 |
66 |
次のユーザーがJP1ユーザーにマッピングされている。
|
68 |
対象のジョブ実行IDに関する情報がない。 |
69 |
タスク処理エンジンの環境変数の取得に失敗した。 |
80 |
タスクの実行を停止した。 |
81 |
部品が不正な状態で呼び出された。 |
82 |
タスク処理エンジンからの要求メッセージを正しくパースできない。 |
83 |
JP1/AOサーバの環境が壊れている。 |
84 |
指定された部品の情報が取得できない。 |
86 |
指定したプロパティ値に誤りがある。 入力プロパティのトークンが不正な場合も含まれる。 |
127 |
そのほかのエラーが発生した。 |
プロパティ一覧
プロパティを次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
token |
トークン |
ターミナル接続部品のプロパティ「token」の値を指定します。 |
− |
入力 |
○ |
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