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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for uCosminexus Application Server


1.3.3 JCAリソースのコネクション取得失敗数の監視

JCAリソースのコネクション取得失敗数を監視することで,JCAリソースを利用するアプリケーションの応答速度の低下や応答障害を検出したり,予測したりできます。

JCAリソースのコネクション取得失敗数は,監視テンプレートで提供している「JCA Resource」アラームを使用することで監視できます。

監視テンプレート「JCA Resource」アラームを次の表に示します。

表1‒2 JCA Resourceアラーム

アラーム

使用レコード

使用フィールド

異常条件

警告条件

値の見方

JCA Resource

PI_JCAR

Failed Request Count

Failed Request Count >= 1

Failed Request Count >= 1

コネクション取得失敗数。

しきい値に対する考え方

JCAリソースのコネクション取得に失敗した場合,JCAリソースを利用するアプリケーションへの応答がエラーになっているおそれがあります。

対処方法

JCAリソースのコネクション取得に失敗した要因を調査してください。

要因としては,アプリケーションの過負荷などが考えられます。この場合,コネクションプールサイズを見直してください。

JCA Resourceアラームの詳細については,「5. 監視テンプレート」の「JCA Resource」を参照してください。