12.2.5 パフォーマンスデータの収集と管理に関するトラブルシューティング
Performance Managementのパフォーマンスデータの収集と管理に関するトラブルの対処方法を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) データの保存期間を短く設定したにもかかわらず,PFM - AgentのStoreデータベースのサイズが小さくならない
Storeバージョン1.0でStoreデータベースのファイル容量がすでに限界に達している場合,データの保存期間を短く設定してもファイルサイズは小さくなりません。この場合,保存期間を短く設定したあと,いったんStoreデータベースをバックアップし,リストアし直してください。
データの保存期間の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。また,Storeデータベースのバックアップとリストアの方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,バックアップとリストアについて説明している章を参照してください。
(2) 共通メッセージログに「KAVE00128-E」または「KAVE00163-E」などのメッセージが出力され,Storeサービスの起動に失敗する
予期しないPFMサービスの停止またはマシンの電源断などの強制停止などによって,Storeデータベースに不整合なデータが発生したおそれがあります。次の方法で対処をしてください。
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Storeデータベースを退避してある場合は,Storeデータベースを回復してください。
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Storeデータベースを退避していない場合は,起動できない対象のStoreサービス(Master Storeサービス,Agent Storeサービス,またはRemote Monitor Storeサービス)を含んだPFMを停止しStoreデータベースを初期化したあと,停止したPFMサービスを起動してください。
Storeデータベースを初期化するには,Storeデータベースの格納先ディレクトリにある次のファイルをすべて削除してください。
- [StoreVRが1.0の場合]
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拡張子が.DBであるファイル
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拡張子が.IDXであるファイル
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- [StoreVRが2.0の場合]
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拡張子が.DBであるファイル
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拡張子が.IDXであるファイル
STPI,STPD,STPLディレクトリ配下を削除してください。
(STPI,STPD,STPLディレクトリは残してください)
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デフォルトのStoreデータベースの格納先ディレクトリは,次のとおりです。
- パフォーマンスデータのStoreデータベース格納先ディレクトリ
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詳細については,「3.6.1 パフォーマンスデータの格納先の変更」を参照してください。
- イベントデータのStoreデータベースの格納先ディレクトリ
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- [PFM - Agent for Enterprise Applicationsがクラスタ環境でない場合]
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Windowsの場合:
インストール先フォルダ¥agtm¥store¥インスタンス名¥
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Linuxの場合:
/opt/jp1pc/agtm/store/インスタンス名/
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- [PFM - Agent for Enterprise Applicationsがクラスタ環境である場合]
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Windowsの場合:
環境ディレクトリ¥agtm¥store¥インスタンス名¥
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Linuxの場合:
環境ディレクトリ/jp1pc/agtm/store/インスタンス名/
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(3) 共通メッセージログに「KAVF14173-Wパフォーマンスデータは報告されません(レコードID[.フィールド名])」というメッセージが出力される
SAPシステムをASCSインスタンス構成としている場合,Enqueue Service(PI_ENQ)レコードのEnqueueServer QueueLength %(ENQUEUE_SERVER_QUEUE_LENGTH)フィールドは,接続先ダイアログインスタンスに存在しないため,値が0になります。なお,この警告メッセージは,監視対象としていなくても出力されます。
SAPシステムをASCSインスタンス構成としている場合は,このメッセージを無視してください。