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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM DB2


7.2.1 セットアップやサービスの起動について

セットアップやサービスの起動に関するトラブルの対処方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) Performance Managementのプログラムのサービスが起動しない

PFM - Agent for DB2で考えられる要因およびその対処方法を次に示します。その他の考えられる要因および対処方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。

(2) サービスの起動要求が失敗し,共通メッセージログにKAVF29024-Eが出力される

AIXの場合とLinuxの場合で対処が異なります。それぞれの対処方法を次に示します。

AIXの場合

PFM - Agent for DB2インスタンス情報のdb2_dirに指定している,DB2のインストールパスが正しくないおそれがあります。「2.1.4(4) インスタンス環境の設定」を参照し,正しいDB2のインストールパスを設定してください。

Linuxの場合

LD_LIBRARY_PATH環境変数の指定が正しくないおそれがあります。「2.1.4(2) LD_LIBRARY_PATH環境変数の設定(Linuxの場合)」を参照し,LD_LIBRARY_PATH環境変数の設定内容を見直してください。