Basic Information on Database Manager(PD_PD)
- 〈このページの構成〉
機能
データベース・マネージャ・レベルのデータベース単位の基本情報を格納しています。
デフォルト値および変更できる値
項目 |
デフォルト値 |
設定可否 |
---|---|---|
Collection Interval |
60 |
○ |
Collection Offset |
0 |
○ |
Log |
No |
○ |
LOGIF |
空白 |
○ |
Over 10 Sec Collection Time |
No |
× |
ODBCキーフィールド
なし
ライフタイム
データベースの起動中。
レコードサイズ
-
固定部:845バイト
-
可変部:0バイト
フィールド
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Created Empty Pool (AGENTS_CREATED_EMPTY_POOL) |
エージェント・プールが空であったために作成されたエージェントの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_CREATED _EMPTY_POOL |
- 詳細説明:
-
この値には,DB2を始動したときに開始したエージェントの数が含まれます(num_initagents)。
agents_from_poolと組み合わせて使用すると,次の比率を計算できます。
Agents Created Due to Empty Agent Pool/Agents Assigned From Pool
詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Created Pool Rate (AGENTS_CREATED_POOL_RATE) |
エージェント・プールが空のためにエージェントが作成される頻度。 |
− |
float |
No |
すべて |
− |
( AGENTS_CREATED_EMPTY_POOL / AGENTS_FROM_POOL ) *100 |
- 詳細説明:
-
エージェント・プールが空のために作成されたエージェント・プールから
割り当てられたエージェントが高い場合は,num_poolagents構成パラメーターの値を大きくする必要があることを示します。比率が低い場合は,num_poolagentsの設定が高過ぎて,プール内にほとんど使用されないエージェントがあり,システム・リソースがむだになっていることを示します。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents From Pool (AGENTS_FROM_POOL) |
エージェント・プールから割り当てられたエージェントの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_FROM _POOL |
- 詳細説明:
-
このエレメントとagents_created_empty_poolを組み合わせて使用すると,プールが空になってエージェントの作成が必要となる頻度を判別できます。
Agents Created Due to Empty Agent Pool/Agents Assigned From Pool
が高い場合は,num_poolagents構成パラメーターの値を大きくする必要があることを示します。比率が低い場合は,num_poolagentsの設定が高過ぎて,プール内にほとんど使用されないエージェントがあり,システム・リソースがむだになっていることを示します。
比率が高い場合は,このノードの総合ワークロードが高過ぎることを示します。ワークロードは,maxcagents構成パラメーターが指定するコーディネーター・エージェントの最大数を小さくするか,または各ノードにデータを再分散することで調整できます。
詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Registered (AGENTS_REGISTERED) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンスに登録されているエージェント(コーディネーター・エージェントとサブエージェント)の数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_REGISTERED |
- 詳細説明:
-
このエレメントは,maxagents構成パラメーターの設定値を評価するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Registered Top (AGENTS_REGISTERED_TOP) |
データベース・マネージャーが開始されてからこれまでに同時に登録されていたエージェント(コーディネーター・エージェントとサブエージェント)の最大数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_REGISTERED _TOP |
- 詳細説明:
-
このエレメントは,DB2のマニュアルに記載されているmaxagents構成パラメーターの設定値を評価するときに利用できます。
スナップショットの実行時に登録されたエージェントの数は,agents_registeredによって記録されます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Waiting On Token (AGENTS_WAITING_ON_TOKEN) |
データベース・マネージャー内でトランザクションを実行するためにトークンを待機中のエージェントの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_WAITING _ON_TOKEN |
- 詳細説明:
-
このエレメントを使用すると,maxcagents構成パラメーターの設定値を評価するのに役立ちます。
各アプリケーションには,データベース・マネージャー内でデータベース要求を処理するための専用コーディネーター・エージェントが1つずつ組み込まれます。各エージェントは,トークンを取得してから,トランザクションを実行できます。データベース・マネージャーのトランザクションを実行できるエージェントの最大数は,maxcagents構成パラメーターの値によって制限されます。
詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。
監視対象のDB2がV9.5以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Waiting Top (AGENTS_WAITING_TOP) |
データベース・マネージャーが開始されてから,同時にトークンを待機していたエージェントの最大数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_WAITING _TOP |
- 詳細説明:
-
このエレメントは,DB2のマニュアルに記載されているmaxcagents構成パラメーターの設定値を評価するときに利用できます。
スナップショットの実行時にトークンを待機していたエージェントの数は,agents_waiting_on_tokenによって記録されます。
Maxcagentsパラメーターをデフォルト値(-1)に設定すると,トークンを待つエージェントがなくなるため,このモニター・エレメントの値はゼロになります。
監視対象のDB2がV9.5以降の場合,非推奨項目となり正しい値を収集できません。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Comm Private Mem (COMM_PRIVATE_MEM) |
スナップショット時点で,データベース・マネージャーのインスタンスが現在コミットしている専用メモリーの量。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_COMM_PRIVATE _MEM |
- 詳細説明:
-
このエレメントを使用するとmin_priv_mem構成パラメーターを設定するときに,利用できる専用メモリーが十分にあるかどうかを確認できます。このエレメントはすべてのプラットフォームで戻されますが,調整ができるのはDB2がスレッドを使用するプラットフォーム(Windows 2000など)に限られます。
詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Cons In Exec Total (CONS_IN_EXEC_TOTAL) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに接続していて,作業単位を処理しているアプリケーションの合計数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
( REM_CONS_IN_EXEC + LOCAL_CONS_IN_EXEC ) |
- 詳細説明:
-
maxcagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Cons Total (CONS_TOTAL) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンスまたはデータベースに接続しているアプリケーションの合計数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
( REM_CONS_IN + LOCAL_CONS ) |
- 詳細説明:
-
maxagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DB2 Status (DB2_STATUS) |
データベース・マネージャーの,インスタンスの現在の状況。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_DB2_STATUS |
- 詳細説明:
-
このエレメントを使用して,データベース・マネージャー・インスタンスの状況を判別できます。戻される値は次のとおりです。
-
データベース・マネージャーが動作している場合:0(SQLM_DB2_ACTIVE)
-
データベース・マネージャーが停止している場合:100(PFM - Agent for DB2によって設定される)
0もしくは100以外の場合の詳細については,DB2のマニュアルを参照してください。
-
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Interval (INTERVAL) |
情報が収集される時間。秒単位。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
RECORD_TIME - CURRENT _SYSTEM_BOOT_TIME |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Local Cons (LOCAL_CONS) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに接続しているローカル・アプリケーションの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_LOCAL_CONS |
- 詳細説明:
-
この数は,データベース・マネージャーで発生している並列処理のレベルを判別するのに役立ちます。この値は頻繁に変化するため,システム使用量の現実的な値を得るためには,ある一定の時間の中で特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。
この数値に含まれるのは,データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションだけです。アプリケーションは接続されていますが,データベース内で作業単位を実行している場合としていない場合があります。
このエレメントとrem_cons_inモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,DB2のマニュアルに記載されているmaxagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Local Cons In Exec (LOCAL_CONS_IN_EXEC) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに接続していて,作業単位を処理しているローカル・アプリケーションの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_LOCAL_CONS_IN _EXEC |
- 詳細説明:
-
この数は,データベース・マネージャーで発生している並列処理のレベルを判別するのに役立ちます。この値は頻繁に変化するため,システム使用量の現実的な値を得るためには,ある一定の時間の中で特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。この数値に含まれるのは,データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションだけです。
このエレメントとrem_cons_in_execモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,DB2のマニュアルに記載されているmaxcagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Post Threshold Hash Joins (POST_THRESHOLD_HASH_JOINS) |
共有または専用のソート・ヒープ・スペースが同時使用されていたためにハッシュ結合ヒープ要求が制限された合計回数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_POST_THRESHOLD _HASH_JOINS |
- 詳細説明:
-
この値がhash_join_overflowsの5%より大きい場合は,ソート・ヒープのしきい値を大きくしてください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Product Name (PRODUCT_NAME) |
実行中の DB2 インスタンスのバージョンの詳細情報。 |
− |
string(48) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_PRODUCT_NAME |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Record Time (RECORD_TIME) |
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 |
− |
time_t |
No |
すべて |
− |
Agent Collector |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Record Type (INPUT_RECORD_TYPE) |
レコード名。常に「PD」。 |
− |
char(8) |
No |
すべて |
− |
Agent Collector |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Rem Cons In (REM_CONS_IN) |
モニター中のデータベース・マネージャーのインスタンスに対してリモート・クライアントから開始された接続の数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_REM_CONS_IN |
- 詳細説明:
-
リモート・クライアントからこのインスタンス内のデータベースへの接続数を示します。この値は頻繁に変化するため,システム使用量の現実的な値を得るためには,ある一定の時間の中で特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。この数値には,データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションは含まれません。
これらのエレメントとlocal_consモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,DB2のマニュアルに記載されているmax_coordagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Rem Cons In Exec (REM_CONS_IN_EXEC) |
モニター中のデータベース・マネージャー・インスタンス内のデータベースに接続していて,作業単位を処理しているリモート・アプリケーションの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_REM_CONS_IN _EXEC |
- 詳細説明:
-
この数値は,データベース・マネージャーで実行中の並列処理のレベルを判別するときに利用できます。この値は頻繁に変化するため,システム使用量の現実的な値を得るためには,ある一定の時間の中で特定のインターバルを設けてサンプルを採取する必要があります。この数値には,データベース・マネージャーと同じインスタンスで開始したアプリケーションは含まれません。
このエレメントとlocal_cons_in_execモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,DB2のマニュアルに記載されているmaxcagents構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Service Level (SERVICE_LEVEL) |
DB2インスタンスの現在の修正サービス・レベル。 |
− |
string(48) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_SERVICE_LEVEL |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Sort Heap Allocated (SORT_HEAP_ALLOCATED) |
スナップショットが取られたときに,選択したレベルのすべてのソートに割り振られたソート・ヒープ・スペース用のページ数の合計。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_SORT_HEAP _ALLOCATED |
- 詳細説明:
-
各ソートに割り振られたメモリー量は,利用できるソート・ヒープ・サイズの一部だけの場合とすべての場合があります。ソート・ヒープ・サイズは各ソートで利用できるメモリー量を示し,データベース構成パラメーターのsortheapに定義されている値です。
1つのアプリケーションが同時に複数のソートをアクティブにできます。例えば,副照会付きのSELECTステートメントを使用すると,同時に複数のソートが行われる場合があります。
情報は次の2つのレベルで収集できます。
-
データベース・マネージャーのレベルでは,データベース・マネージャー内のアクティブなすべてのデータベースでのすべてのソートを対象に,割り振られたソート・ヒープ・スペースの合計を示します。
-
データベース・レベルでは,1つのデータベース内でのすべてのソートを対象に,割り振られたソート・ヒープ・スペースの合計を示します。
通常のメモリーの見積もりにはソート・ヒープ・スペースは含まれません。過剰なソートが発生している場合は,ソート・ヒープに使用される追加のメモリー量をデータベース・マネージャーを実行するのに必要な基本メモリー量に加える必要があります。一般に,ソート・ヒープが大きくなるほど,ソート効率は高くなります。索引を正しく使用すると,ソートに必要な量を少なくできます。
データベース・マネージャー・レベルに戻された情報は,sheapthres構成パラメーターの調整に利用できます。エレメントの値がsheapthres以上になっている場合は,sheapthresパラメーターに定義されているソート・ヒープをソートで完全に得られていないことを示します。
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