Basic Information on Application(PD_DBIA)
- 〈このページの構成〉
機能
アプリケーション・レベルのデータベース単位の基本情報を格納しています。
デフォルト値および変更できる値
項目 |
デフォルト値 |
設定可否 |
---|---|---|
Collection Interval |
60 |
○ |
Collection Offset |
0 |
○ |
Log |
No |
○ |
LOGIF |
空白 |
○ |
Over 10 Sec Collection Time |
No |
× |
ODBCキーフィールド
AGENT_ID
ライフタイム
アプリケーションがデータベースに接続している間。
レコードサイズ
-
固定部:681バイト
-
可変部:629バイト
フィールド
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agent Id (AGENT_ID) |
アプリケーションの固有ID。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENT_ID |
- 詳細説明:
-
アプリケーション・ハンドルを使用すると,アクティブ・アプリケーションを一意的に識別できます。アプリケーション・ハンドルは,エージェントIDと同義です。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Agents Top (AGENTS_TOP) |
アプリケーション・レベルでは,ステートメントの実行時に使用されたエージェントの最大数。データベース・レベルでは,アプリケーション用でのエージェントの最大数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AGENTS_TOP |
- 詳細説明:
-
照会内並列処理の実現の度合いを示します。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Appl Id (APPL_ID) |
アプリケーションがデータベース・マネージャーのデータベースに接続したときのID。 |
− |
string(33) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_APPL_ID |
- 詳細説明:
-
このIDはクライアントとサーバの両者によって認識されるため,このIDを使用すると,アプリケーションのクライアント部分とサーバ部分を相関させることができます。DDCSアプリケーションでアプリケーションのクライアント部分とサーバ部分を相関させるにはoutbound_appl_idも必要です。このIDは,ネットワーク内では固有のIDです。アプリケーションIDにはさまざまな形式があり,データベース・マネージャーまたはDDCS(またはその両方)を実行中のクライアントとサーバマシン間の通信プロトコルによって形式が異なります。どの形式の場合もピリオドで区切られた3つの部分で構成されます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Appl Name (APPL_NAME) |
クライアントで実行中のアプリケーションの名前。 |
− |
string(257) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_APPL_NAME |
- 詳細説明:
-
このエレメントとappl_idを使用すると,データ項目をアプリケーションに関連づけることができます。クライアントサーバ環境では,この名前はデータベース接続を確立するためにクライアントからサーバに送られます。DRDA-AS接続の場合は,この名前はDEDA外部名となります。クライアント・アプリケーションのコード・ページと実行中のデータベース・システム・モニターが使用しているコード・ページが異なる場合は,appl_nameを交換するときにcodepage_idを利用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Appl Section Inserts (APPL_SECTION_INSERTS) |
SQL 作業域からのアプリケーションによるSQLセクション挿入数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_APPL_SECTION _INSERTS |
- 詳細説明:
-
実行できるセクションの作業用コピーは,ユニークなSQL作業域に保管されます。このカウンターは,コピーが使用できなかったために挿入が必要だった場合のカウントです。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Appl Section Lookups (APPL_SECTION_LOOKUPS) |
SQL作業域からのアプリケーションによるSQLセクション参照数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_APPL_SECTION _LOOKUPS |
- 詳細説明:
-
個々のエージェントには,実行できるセクションの作業用コピーが保持されるユニークなSQL作業域へのアクセス権があります。
パーティション・データベースでは,この作業域はすべての非SMPエージェントに共有されます。SMPエージェントのあるその他の環境では,個々のエージェントにユニークなSQL作業域があります。
このカウンターは,アプリケーションのエージェントによってSQL作業域がアクセスされた回数を示します。このカウンターは,このアプリケーションに関して作動しているエージェント用のSQL作業ヒープすべてに対する,参照回数の累計です。
このエレメントとappl_section_insertsを組み合わせて使用すると,SQL作業域に使用されるヒープのサイズを調整できます。パーティション・データベースでは,このサイズを制御しているのは,app_ctl_heap_sz構成パラメーターです。その他のデータベース環境では,SQL作業域のサイズにはapplheapsz構成パラメーターが使用されます。すべての環境で,SMPエージェント用のSQL作業域のサイズは,applheapszによって制御されます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Auth Id (AUTH_ID) |
モニターされているアプリケーションを呼び出したユーザーの許可ID。 |
− |
string(33) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_AUTH_ID |
- 詳細説明:
-
このエレメントを使用すると,アプリケーションを呼び出したユーザーを判別できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DB Name (DB_NAME) |
情報が収集されるデータベースの実名またはアプリケーションの接続先でのデータベースの実名。 |
− |
string(9) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_DB_NAME |
- 詳細説明:
-
このエレメントを使用すると,データが適用される特定のデータベースを識別できます。
ホストへの接続またはIBM製品でのデータベースサーバへの接続でDB2Connectを使用しないアプリケーションの場合は,このエレメントとdc_pathモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,データベースを個別に識別し,モニターが提供する情報の各レベルに関連づけることができます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DB Path (DB_PATH) |
モニター対象のシステムに保管されているデータベースのロケーションを示す絶対パス。 |
− |
string(257) |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_DB_PATH |
- 詳細説明:
-
このエレメントとdb_nameモニター・エレメントを組み合わせて使用すると,データが適用される特定のデータベースを識別できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Hash Join Overflows (HASH_JOIN_OVERFLOWS) |
ハッシュ結合データが,使用できるソート・ヒープ・スペースを超えた回数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_HASH_JOIN _OVERFLOWS |
- 詳細説明:
-
データベース・レベルでは,hash_join_small_overflowsの値がこのhash_join_overflowsの10%を超える場合は,ソート・ヒープ・サイズを大きくすることを検討してください。アプリケーション・レベルの値は,個々のアプリケーションについてハッシュ結合のパフォーマンスを評価するときに使用できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Hash Join Overflows Rate (HASH_JOIN_OVERFLOWS_RATE) |
hash_join_small_overflowsとhash_join_overflowsの比率。 |
− |
float |
No |
すべて |
− |
( HASH_JOIN_SMALL_OVERFLOWS / HASH_JOIN_OVERFLOWS ) *100 |
- 詳細説明:
-
この値が10%を超える場合は,ソート・ヒープ・サイズを大きくすることを検討してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Hash Join Small Overflows (HASH_JOIN_SMALL_OVERFLOWS) |
ハッシュ結合データが,使用できるソート・ヒープ・スペースが10%を超えない範囲で超えた回数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_HASH_JOIN _SMALL_OVERFLOWS |
- 詳細説明:
-
この値とhash_join_overflowsの値が大きい場合は,ソート・ヒープのしきい値を大きくすることを検討してください。この値がhash_join_overflowsの10%を超える場合は,ソート・ヒープ・サイズを大きくすることを検討してください。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Interval (INTERVAL) |
情報が収集される時間。秒単位。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
RECORD_TIME - CURRENT _SYSTEM_BOOT_TIME |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Num Assoc Agents (NUM_ASSOC_AGENTS) |
1つのアプリケーションに関連づけられているサブエージェントの数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_NUM_ASSOC _AGENTS |
- 詳細説明:
-
このエレメントは,エージェント構成パラメーターの設定を評価するのに役立ちます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Record Time (RECORD_TIME) |
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。 |
− |
time_t |
No |
すべて |
− |
Agent Collector |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Record Type (INPUT_RECORD_TYPE) |
レコード名。常に「DBIA」。 |
− |
char(8) |
No |
すべて |
− |
Agent Collector |
- 詳細説明:
-
特になし。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Total Hash Joins (TOTAL_HASH_JOINS) |
実行されたハッシュ結合の合計数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_TOTAL_HASH _JOINS |
- 詳細説明:
-
データベースまたはアプリケーション・レベルで,この値とhash_join_overflowsおよびhash_join_small_overflowsを組み合わせて使用すると,ソート・ヒープ・サイズを適度に大きくすることによって,ハッシュ結合に良い影響を与えられるかどうかを判別できます。
PFM - View名 (PFM - Manager名) |
説明 |
要約 |
形式 |
デルタ |
サポートVR |
制約 |
データソース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Total Hash Loops (TOTAL_HASH_LOOPS) |
ハッシュ結合のシングル・パーティションが,使用できるソート・ヒープ・スペースよりも大きかったときの合計回数。 |
− |
ulong |
No |
すべて |
− |
SQLM_ELM_TOTAL_HASH _LOOPS |
- 詳細説明:
-
このエレメントの値は,ハッシュ結合が効率的に実行されていないことを示します。ソート・ヒープ・サイズが小さ過ぎるか,またはソート・ヒープしきい値が小さ過ぎることを示します。この値とその他のハッシュ結合変数を組み合わせて使用すると,ソート・ヒープ・サイズ(sortheap)とソート・ヒープしきい値(sheapthres)の構成パラメーターを調整できます。