8.2.2 定義内容
定義内容を説明します。なお,オプションの項目は,必要でない場合は省略できます。必要でないオプション項目の記述を省略する場合は,キー名ごと(またはセクションごと)記述を省略します。
- Generalセクション
-
PFM - Agent for Service ResponseのプローブおよびIEプローブの計測多重度,レポートファイルのサイズの上限値を指定します。
表8‒3 Generalセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
mode
○※
「ESP」固定です。プローブ使用時に有効となります。
number_of_probes
((1〜100))《10》
−
プローブの計測多重度を指定します。プローブ使用時に有効となります。
max_reportfile_size
((1〜32))(メガバイト)《4》
−
レポートファイルのサイズの上限値を指定します。プローブ使用時に有効となります。
ie_number_of_probes
((1〜20))《5》
−
IEプローブの計測多重度を指定します。IEプローブ使用時に有効となります。
ie_max_reportfile_size
((1〜32))(メガバイト)《1》または,
((128K〜32768K))(キロバイト)
−
IEレポートファイルのサイズの上限値を指定します。IEプローブ使用時に有効となります。
ie_service_flag
((YまたはN))《N》
−
WindowsサービスからIEプローブを起動・終了する機能を使用するかどうかを指定します。使用する場合は「Y」を,使用しない場合は「N」を指定します。
[スタート]メニューからIEプローブを手動で起動・終了する場合は「N」を指定します。クラスタ環境で運用する場合は,「Y」を指定します。
クラスタ環境でIEシナリオを使用しない場合は,「N」を指定します。
disable_ssl_protocol
((NONE,TLSV11またはTLSV12))《NONE》
−
HTTPSの監視(HTTPSを使用するWebトランザクションの監視も含む)で,プローブとWebサーバ間で行われるSSLの通信のプロトコルのうち,使用しないプロトコルを指定します。PFM - Agent for Service Responseでは次に示すSSLのプロトコルをサポートしています。
-
TLSv1.0
-
TLSv1.1
-
TLSv1.2
監視対象のWebサーバがTLSv1.1またはTLSv1.2以降に対応していない場合,監視によって収集できたレコードのリザルトコード(RESULT_CODE)フィールドが3になり,計測エラーとなる場合があります。この場合,このオプションにTLSV11またはTLSV12を指定することで回避できる場合があります。
使用しないプロトコルを指定しない場合は「NONE」を,指定する場合は次のどちらかを設定します。
-
TLSV11:TLSv1.1以降を無効にする
-
TLSV12:TLSv1.2以降を無効にする
html_script_skip_flag
((YまたはN))《N》
−
HTTP,HTTPS,Webトランザクションの監視で,scriptタグ内の記載内容を,埋め込みリソースの検索対象外とするかどうかを指定します。
scriptタグ内の記載内容を検索対象外にする場合は,「Y」を指定します。scriptタグ内の記載内容を検索対象にする場合は,「N」を指定します。
HTTP,HTTPSの計測中に,ログにKAVK08261-Eのメッセージが出力される,あるいはWebトランザクションの計測中に,ログにKAVK08261-EおよびKAVK08311-Wのメッセージが出力されるような場合は,「Y」を指定すると回避できる場合があります。
enable_low_level_ssl_protocol
((SSL))
−
HTTPSの監視(HTTPSを使用するWebトランザクションの監視も含む)で,プローブとWebサーバ間で行われるSSLの通信に下位のSSLプロトコルを使用する場合に指定します。
PFM - Agent for Service Responseでは次に示すSSLのプロトコルをサポートしています。
-
TLSv1.0
-
TLSv1.1
-
TLSv1.2
本キーにオプション「SSL」を指定することで,上記に加えてSSLv2.0およびSSLv3.0の通信も有効となります。
ただし,下位のプロトコルであるSSLv2.0およびSSLv3.0を有効にすることは推奨しません。
- (凡例)
-
○:必須項目
−:オプション項目
- 注※
-
プローブを使用する場合は必須項目
-
- System Logセクション
-
ログの出力に関する設定をします。
表8‒4 System Logセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
printlog_flag
((YまたはN))《N》
−
Probe DaemonおよびIE Probe Daemonのイベントログを出力するかどうかを指定します。出力する場合は「Y」を,出力しない場合は「N」を指定します。
- (凡例)
-
−:オプション項目
- Clusterセクション
-
クラスタ運用に関する設定をします。
表8‒5 Clusterセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
cluster_flag
((YまたはN))《N》
−
PFM - Agent for Service Responseをクラスタ環境で運用する場合は「Y」を,しない場合は「N」指定します。
shared_directory
((255バイト以内))
−※
クラスタ環境で運用する場合,レポートファイル,計測条件登録ファイルを出力するための,共有ディスク上のフォルダ名を指定します。
cluster_flagにYを指定した場合は,設定が必要です。Nを指定した場合は,この項目を設定しても無視されます。空白を含んだパスを指定する場合でも,「"(ダブルクォーテーション)」で囲まないでください。
- (凡例)
-
−:オプション項目
- 注※
-
cluster_flagにYを指定した場合は必須項目
- WEBTRANS Probeセクション
-
Webトランザクションの計測に関する設定をします。プローブ使用時に有効になるセクションです。
表8‒6 WEBTRANS Probeセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
max_keep_alive_session
((1〜20))《10》
−
Webトランザクション計測で持続的接続をする場合の最大セッション数を指定します。1つのWebトランザクション計測で使用する最大セッションとなります。
skip_emb_rsc_error
((YまたはN))《Y》
−
Webトランザクション計測で埋め込みリソースの取得でエラーとなった場合に計測を続行するかどうかを指定します。計測を続行する場合は「Y」を,続行しない場合は「N」を指定します。
post_redirect_method
((GETまたはPOST))《GET》
−
Webトランザクション計測でPOSTリクエストのリダイレクト時に使用するメソッドを指定します。GETメソッドを使用する場合は「GET」を,POSTメソッドを使用する場合は「POST」を指定します。通常はこの値を変更しないでください。
- (凡例)
-
−:オプション項目
- FTP Probeセクション
-
FTPの計測に関する設定をします。プローブ使用時に有効になるセクションです。
表8‒7 FTP Probeセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
ignore_quit_resp_recv_error
((YまたはN))《N》
−
FTPの計測で,ログアウト(QUITコマンド投入)に対するFTPサーバからの応答メッセージの受信でエラーとなった場合に監視を続行するかどうかを指定します。計測を続行する場合は「Y」を,続行しない場合は「N」を指定します。Windowsファイアウォールが有効となっている環境で,FTPを監視する場合は,「Y」を指定してください。
- (凡例)
-
−:オプション項目
- IE Probeセクション
-
IE Probeの計測に関する設定をします。IEプローブ使用時に有効になるセクションです。
表8‒8 IE Probeセクションの定義内容 キー名
必須
指定する値
html_log_flag
((YまたはN))《Y》
−
IEシナリオの計測時に取得したWebページを,HTMLファイルに出力するかどうかを指定します。計測異常発生時にHTMLの内容を確認したい場合などに使用します。出力したファイルは,1回のIEシナリオ再生で取得したファイルごとに1つのフォルダに格納されます。出力ファイルの文字コードは,UTF-8になります。データの出力先,ファイル名は次のとおりです。
- データの出力先
-
インストール先フォルダ\agtv\probe\probedata\iescena\ieprobed_計測条件ID\IEシナリオの計測開始時刻※1
- ファイル名
-
出力番号_操作番号_フレーム番号.html※2
max_number_of_html_log
((1〜500))(個)《20》
−
IEシナリオの計測時に取得したHTMLファイルを保存する最大件数を指定します。IEシナリオを1回計測した際に取得したすべてのHTMLファイルを1件と数え,計測条件ごとに最大件数まで保存します。最大件数を超えた場合は,最も古いHTMLファイルが削除されます。
html_log_flagにNを指定した場合は,この項目を設定しても無視されます。
ie_probe_browser_mode
((IE7,IE8,IE9,IE10,またはIE11))※3
−
IEプローブを動作させるInternet Explorerのバージョンを指定します。
監視対象がサポートしているInternet ExplorerのバージョンとPFM - Agent for Service Responseがインストールされている環境にインストールされているInternet Explorerのバージョンを確認して設定してください。
デフォルトではInternet Explorer 7として動作します。
-
IE 7
監視対象がサポートしているInternet Explorerのバージョンが7のときに指定してください。
-
IE8
監視対象がサポートしているInternet Explorerのバージョンが8のときに指定してください。
-
IE9
監視対象がサポートしているInternet Explorerのバージョンが9のときに指定してください。このオプションはPFM - Agent for Service Responseがインストールされている環境にインストールされているInternet Explorerのバージョンが9以降のときに指定できます。
-
IE10
監視対象がサポートしているInternet Explorerのバージョンが10のときに指定してください。このオプションはPFM - Agent for Service Responseがインストールされている環境にインストールされているInternet Explorerのバージョンが10以降のときに指定できます。
-
IE11
監視対象がサポートしているInternet Explorerのバージョンが11のときに指定してください。このオプションはPFM - Agent for Service Responseがインストールされている環境にインストールされているInternet Explorerのバージョンが11以降のときに指定できます。
IEシナリオの作成時と同じInternet Explorerのバージョンを指定する必要があります。IE Recorder動作条件定義ファイルのie_rec_browser_modeと同じ値を指定してください。値が指定されていない場合,または不正な値が指定された場合は,Internet Explorer 7として動作します。
- (凡例)
-
−:オプション項目
- 注※1
-
IEシナリオの計測開始時刻はYYYYMMDD_hhmmss形式(YYYY:西暦年,MM:月,DD:日,hh:時,mm:分,ss:秒)
- 注※2
-
出力番号は1から始まる番号。操作番号については,「7.3.1 [IE Recorder](メイン)画面」を参照してください。
- 注※3
-
PFM - Agent for Service ResponseがサポートしていないInternet Explorerのバージョンは設定しないでください。